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2004/08/01(日)
「PingPongとes」の段
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コミック「ピンポン」とビデオ「エス」をレンタルした。
ピンポンは、映画化されたときに観に行ったので、懐かしくて借りてみた。少し眠い中、頑張って全5巻を読みきった。コミックとか小説がもとになって映画化される場合、限られた枠の中で表現しなければならないということもあるのか、原作とは少し設定が変わっている、ということがよくある気がするが、この作品にいたってはなかなか忠実だったんじゃないかなと思う。同世代の人と話をしていると、コミックの知識が人より少ないようなので、あんまり旨いことは言えないが、絵のタッチが、別に悪い意味じゃなくて、中学やら高校の美術の教科書に載ってそうな、生徒の作品っぽい。陰影を多用しているからかな。つまり、コミックコミックしていないというか、そういう印象を受けた。早く返さなきゃというのもあったが、展開にスピードがあって、どんどん読み進めることができた。おもしろかったです。
続いてエス。実際にあった心理実験をもとに作られた話だそうだ。もちろん実話をもとに、とはいえ映画にしている以上、脚色その他やむをえない部分はあるんだろうが、「どこまでが実話?」って思うくらいドラマティックなお話だった。印象深い出来事がいろいろ起きて、飽きることはないけれど、エンディングが割とあっさりというか、「あら?終わり?」ってな感じ。個人的にはもう少し、個々人のエピソードがあると面白いなと思ったが、まぁその辺りは尺の問題かしら。
さて、今週こそLaundry観るぞ。
8月1日午後6時前
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