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2003/09/17(水)
「呪いのメール」の段
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知らないアドレスからメールが来た。それ自体は特に珍しいことではないのだが、そのメールは、開こうとすると画面が真っ暗になってしまうという今まで見たことのない症状を引き起こすものだった。そのせいで、いつまで経っても待ちうけ画面から「未読メールあり」のアイコンが消えなくなって、新たにメールが来たかどうかが分かりにくくなった。メールを消去しようと思っても、カーソルを合わせた途端に暗黒の画面が出現して、消すことすら許してくれない状態になってしまった。ケータイショップにも持っていこうかと考えたが、もしかしたらそのほかのデータも消えることになるかもと思って、出した答えは「メール全消去」という選択肢にした。 躊躇すること数秒。実行すると、あっけなくヤツは姿を消した。もちろん、それと同時に他のメール達も一瞬にして形を亡くした。それ以後は何事も無かったかのようにケータイも動いている。結局そのメールが何だったのか、今となっては知る由も無い。 一足遅い怪談話でした。
9月17日午後11時半前
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