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2004/11/21(日)
こんな考え方が
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体操を教えていて、子供たちの考え方に驚かされることがよくあります。 今回驚いたのは、今まで経験したことがない子供の考え方に出会ったことでした。 ある女の子ですが、A子としておきましょう。 このA子にスタッフが「次はこの技を練習しようね」と言うと「いやっ」といって練習をしようとしないのです。 スタッフが「どうしてしないの。A子ちゃんは出来る技でしょう」と聞くと、「この技が出来たら次の技を練習しなさいと言うでしょう。それがいやだからしない」とい返事が返ってきました。 スタッフは唖然としたそうです。 私でも驚きます。こんな考え方だと技術は向上しないし、練習にも支障をきたします。 今の子供たちはこのようなことを考えているのかなと不安になりました。 辛いことはしたくない、新しいことはしたくない、今できることをし続ければよいという風に考えているようです。 確かに、次から次へ新しいことに挑戦するにはエネルギーも必要ですし、ストレスも発生します。 しかし、新しいことに挑戦することで人間は成長するのです。 それが出来なければ進歩はありません。 このような考え方のこどもを指導するにはどのようにしたら良いのか悩んでしまいます。 また、本当にこのような考え方のこどもが成長して一流の選手になれるのだろうかと考え込んでしまいました。
大人の世界でも似たような考え方の人が多くいます。 もっと前向きに生きたほうが楽しいはずですが。
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