末ママ日記
日々感じたこと、忘れないうちに書き留めたいと思います
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2004/03/26(金) ど頭来た!
「ベアリング買って来て。品番言ってシール付って言えばわかるから。」
メモを片手に初めて行く部品屋さんに向かった。
あれ、ドアが二つある。どっちのドアから入るんだ?
小売もしているけど、卸中心みたいな事務所のような所。
ガラス越しに見える事務机越しに、オネーさんが手招きしている。
あっ、こっちが入り口なのね。解り難いところだな〜
「すみません、シール付きのベアリングが欲しいんですけど・・」
「シール付って言っても赤と黒と金属のがあるんですけど、どれですかっ。3種類あるんですけどっ」
かっ!か?じゃないのか?語尾すべてが切り捨てられてるように聞き取れた。
自分が良く解っていないお使いをするのは、ものすごく苦痛だ。
理解していないのに質問されても解らないからますます卑屈になる。
「ちょっと聞いてみます。」
旦那に電話し、「赤いのと黒いのがあるんだって。どっち?」
私が電話で話しているのに、そのオネーさんは、
「金属は金属の色なんですよね〜〜」
きーーーっ!あったま来た!旦那と話していた電話をつなげたまま、
「今なんて言いました?!」さすがにこの勢いにオネーさんはびっくりしたらしい。
「別に何も言ってませんよ。」
「なんか言ってましたよね。なんですか?!」
私も黙っていられない。旦那から黒いのを買ってこいと指示を受け、それをオネーさんに伝えると、返事もせずにオネーさんは私の持っていたメモを覗き込み発注伝票に記入し始めた。
(このネーちゃん、ど頭来る!!!)ムカムカしながらベアリングをそろえるネーちゃんを待った。
(落ち着け、落ち着け。2度とここに来ないならやりたい放題できるけど、また来なきゃいけないところなんだ。落ち着け!)
ムカムカしながら何か嫌味のひとつも言わなきゃ気がすまない!
(待てよ。あのネーちゃん、自分がすべて理解してるからああいう態度なんだ。自分はどうだ?あんな事してないか?他人の振り見て我が振りなおせ。これは天の声だ。)

すっとヒートアップしたものが落ち着いた。
でも、頭来た!

2004/03/18(木) 修了式
今日は娘の修了式だった。
「もうすぐ2年生になるんだからしっかりしなさい!」
年末から何度も娘に言ってきたセリフ。
保育園では先生に守られて大きくなった。
友達同士のトラブルを自分で切り抜けることはなかっただろう。
しかし、小学校に入ると先生がいない場面が多い。
休み時間に何度もクラスメートとトラブルが有ったらしい。
そのトラブルをどう解決すればいいのか、本人なりに苦労したようだ。
担任の先生はそんな娘をとても気遣ってくださった。
「大人が出て行くことは簡単だけど、自分で解決する強い力を持って欲しい。」
先生からの言葉をかみ締め、私もやっと人の親になれた気がした。
この一年、一度も学校に行きたくないと言わなかった娘。
不登校、いじめ、いやな言葉が氾濫している生きにくい世の中で、どうか強く育ちますように。

2004/03/17(水) ママライダー
数あるバイク屋の中で当店を選んで来店されたAさん。
「HP見たんですけど、奥さんもバイク乗るんですよね。」
開口一番、こう言われた。
聞けば私と同い年、バイクに乗りたい夢を暖め続けていたそうだ。
数少ない女性のお客様、しかも同い年。
バイクの話そっちのけに、生活感あふれる話で盛り上がる。

そして今日は納車。約束のプチツーリング。
ドキドキワクワクをAさんからもらい、街中を走る。
本当に、ほんの少しだけど夢をかなえるお手伝いが私にできた。

Aさん、これからもずぅとバイクに乗り続けましょうね。

2004/03/15(月) 後悔
娘をおじいちゃんのお葬式に連れて行ったことを少し後悔した。
ひ孫にあたる私の子供たちが葬儀に出たほうが、おじいちゃんの供養になる。
そう母に言われ連れて行った。
お葬式そのものが終わり、お骨にするために火葬場にいった。
棺を収める場所にはうららかな春の日差しが差し込んでいた。
でもひんやりしたその場所。
娘には刺激が強すぎたようで、お骨になったおじいちゃんのそばには行けなかった。
人が死ぬ事が恐ろしいと、大人の私が改めて実感した瞬間。
眠りに付く瞬間、娘は泣き出した。
私も子供の頃、眠る瞬間が怖くて仕方がなかった頃があった。
子供たちが寝入ってから帰った旦那にそのことを話した。
「それも勉強だ。お葬式なんてめったに出ないし、死んだらどうなるか実感できてよかったじゃん。」
驚いた事に、私が考えていた事とまったく同じ答えが返ってきた。
私はまだ失いたくない人を失った事がない。
おじいちゃんが亡くなった事で、私も考える事が沢山できた。

2004/03/11(木) おじいちゃん
母方の祖父がなくなった。
10年ぐらい前から夏の暑い時期、冬の寒い時期になると、具合が悪い、もう長くない。
そう入退院を繰り返していた。
おととしの暮れも危篤と連絡があったが持ち直して元気でいたようだった。
それなのに急な訃報。
祖父の家に行き白い布をかけられた祖父と対面した。
白い布を持ち上げながら母は、
「きれいな顔だら。眠ったかと思ったら息してなかったんだって。」
母は祖父の頭やおでこの手をやり、
「ドライアイスが効いてるね。眠ってるみたいにいい顔だら。」
15年前、父方の祖母がなくなったときの顔を思い出した。
苦しんで亡くなった祖母の顔は苦痛で引きつっていた。
唇の端はない出血で赤く染まっていた。
人の死を初めて見た私は膝ががくがくして、すぐその場で泣き出したかったのを覚えている。
「おばあちゃんの顔は辛かったけど、起きなよって言ったら目を覚ましそうなくらいいい顔だら。」
母はずいぶん前から覚悟をしていたのだろう。
大往生のお祝いをするのだと忙しく動く母。
92歳。長生きしたね、おじいちゃん。
私の唯一のおじいちゃん孝行は、ひ孫である娘や息子を抱かせてあげられた事ぐらい。

2004/03/02(火) 寝取られる
睡眠不足の日が続く。
熟睡できない。
理由。
私は息子と布団を並べて寝ているのだが、
寝ていると息子が枕を取りにくるのだ。
枕に乗せている私の頭を、じりじり頭で押し出す。
この小さな体にどうしてこんな力があるか不思議で仕方ない。
枕にうつ伏せで抱きかかえるようにスヤスヤ寝ている。
私は、布団からはみ出ないよう必死になっているところで目が覚める。
毎日毎晩、一晩で3回は起きる。
夜泣きで眠れない彼女には本当に申し訳ないと思うが、
私も寝られない。
スヤスヤ眠る息子を自分の布団に返すよう押し出し返し、
時にはぐずぐず言うが無視して子供用布団に返す。
使っていない枕を息子用にしたが、効果なし。
マイブームのあ○ぱ○まんのキャラクター枕でもあてがえばことはすむか。
挑戦してみたいが、それがないと寝られないライナスの毛布になるのもいやだ。
ぐいぐい押し出されるあの感触。
たまらない。


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