末ママ日記
日々感じたこと、忘れないうちに書き留めたいと思います
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2004/02/13(金) ゲッツ!
行きつけのショッピングセンターであるものを見つけた。
ずーーーーーと欲しいと願っていたもの。
期間限定発売のもので、半ばあきらめかけていたもの。
私が欲しかった物はその商品そのものでなく、販売商品を引き立たせるために使われていた。
そう、開封してしまっては商品としての価値がなくなってしまうから。
必要なものを買い揃えながら、さっきの”欲しかったもの”をどうするか考えた。
商品としての価値がなくなってしまったものを売ってもらえるのか。
あきらめるか。
あきらめよう。
そう決めながら出口に向かったが、ここであきらめたら今度いつめぐり合えるだろう?
CDショップ、ホームセンター、家電屋さん、、、
欲しかったもののカテゴリーが置いてありそうなお店では、必ず”売ってないかなぁ”と探していた。
それがここにあった。

こんな時どんな人に交渉すれば早いのか。
なるべくベテラン風の、そう責任者タイプの人。
忙しそうにレジ打ちしている人に申し出ても、きっと対応に困ってしまうだろう。
サービースコーナーに行きさらに忙しそうに働いている人たち。
じっとその人たちの動きを「どうしよう、あきらめようか、どうしよう。」
と思いながら見つめていると、私のテレパシーが伝わったのかその中の男性社員が近寄ってきた。
「あの〜〜あそこのテレビの中で流れているビデオが欲しいんですけど。。。」
勇気を振り絞っていってみた。
「あっいいですよ。」とバックヤードの棚を探し始めた。
「たぶん、同じものはないと思うんですけど。。だいぶ前に期間限定で発売されていたのなんですよ。」
消え入りそうな私の声を聞いてくれているかどうか。
「入れ物がないんですよね〜値段もどうしようかなあ」
(げっ、定価がたしか3,980円だったような。いくらで売ってもらえるんだろう。2,000ぐらいか?)
「400円でいいです。」
へっ?
「消費税入れて420円ください。」
「はぁ。。」
透明のT○Kと書かれた生テープのケースに入れられたビデオテープ。
それが入った半透明のスーパー袋を渡されて420円払った。
げっっつ?
車に乗り込み袋からだしケースから出し、ビデオテープそのものをしげしげと見つめた。
再生途中で取り出されたビデオテープはほのかに暖かく、
あっけなく入手できた理由を探そうとタイトルロゴステッカーを隅から隅まで読んだ。
確かに本物だ。
2年前、息子がまだおなかにいる時、娘と旦那と3人で始めてシアター系で見た映画のビデオテープ。
見ていた途中で娘は感情移入しすぎて、怖いと大きな声で泣いたっけ。
もうあれから2年経ったから泣く事はないよね。
さっそく家で見せたら、おんなじ場面で「怖いーーーーー!」
ふん、いいもん、私が欲しかったのよ、このビデオ。
歩くと毛の一本一本が風になびき、ドアが流れてくるラインのすごさに息を呑んだ。
で、何のビデオかって?
Disneyanimation モンスターズインクでした。


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