末ママ日記
日々感じたこと、忘れないうちに書き留めたいと思います
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2004/02/29(日) 結婚式
去年の暮れ、旦那の親友でありお店のお客様でもある、
Sちゃん(♂)から結婚報告があった。
おめでとう!
そして私達夫婦で出席して欲しいと招待状をいただいた。
普段からお呼ばれなどめったにない私はお受けしたいと旦那に申し出た。
2月29日日曜日大安吉日
営業はどうするんだ?店番してて。
と旦那が言う。
え〜〜〜!ホテルウエディングだよ、
ここいらで一番でっかいホテルの30階のレストランで披露宴だよ。
留守番かい?店のため仕事のため。
一瞬あきらめかけたけど、旦那の親友なのに私もご招待していただけるなんてめったにない事なのに。
営業時間を午後からにすればいいじゃん。

当日、新婦さんのお仕事が小学校の先生でクラスの生徒さんがお祝いにかけつけた。
世界に一つだけの花を合唱した小学生たち。
新郎新婦の目にはキラリと光るものが・・・
そして引率してきたお母さんたちにの目にもきらりと光るものがありました。
こんなに生徒と父兄に慕われる先生なのね新婦さん。
おめでとう!Sちゃん&K美さん。

2004/02/25(水) 苦手なもの
今日は娘の学校で持久走大会があった。
娘は走るのが遅い。
とっても遅い。
そして順位はいつも・・・ビリ
マラソン大会と言わないところはきっと順位を決めるのでなく、
自分の記録と向き合うためだと思う。
とにかく早く走ってビリだけにはならないよう娘に言いっていた。
帰ってきた娘が賞状を出した。
「完走できました。本日の記録〜」
その裏には、これまで走ったタイムがプリントされていた。
確実にタイムが縮まって、今日のタイムは今までの中で2番目に早かった。
そっか、順位より自分の出した記録を縮める事が大事なんだ。
一人ひとりの記録を先生が大事に思っているから、それをプリントしてくれたんだ。

2004/02/13(金) ゲッツ!
行きつけのショッピングセンターであるものを見つけた。
ずーーーーーと欲しいと願っていたもの。
期間限定発売のもので、半ばあきらめかけていたもの。
私が欲しかった物はその商品そのものでなく、販売商品を引き立たせるために使われていた。
そう、開封してしまっては商品としての価値がなくなってしまうから。
必要なものを買い揃えながら、さっきの”欲しかったもの”をどうするか考えた。
商品としての価値がなくなってしまったものを売ってもらえるのか。
あきらめるか。
あきらめよう。
そう決めながら出口に向かったが、ここであきらめたら今度いつめぐり合えるだろう?
CDショップ、ホームセンター、家電屋さん、、、
欲しかったもののカテゴリーが置いてありそうなお店では、必ず”売ってないかなぁ”と探していた。
それがここにあった。

こんな時どんな人に交渉すれば早いのか。
なるべくベテラン風の、そう責任者タイプの人。
忙しそうにレジ打ちしている人に申し出ても、きっと対応に困ってしまうだろう。
サービースコーナーに行きさらに忙しそうに働いている人たち。
じっとその人たちの動きを「どうしよう、あきらめようか、どうしよう。」
と思いながら見つめていると、私のテレパシーが伝わったのかその中の男性社員が近寄ってきた。
「あの〜〜あそこのテレビの中で流れているビデオが欲しいんですけど。。。」
勇気を振り絞っていってみた。
「あっいいですよ。」とバックヤードの棚を探し始めた。
「たぶん、同じものはないと思うんですけど。。だいぶ前に期間限定で発売されていたのなんですよ。」
消え入りそうな私の声を聞いてくれているかどうか。
「入れ物がないんですよね〜値段もどうしようかなあ」
(げっ、定価がたしか3,980円だったような。いくらで売ってもらえるんだろう。2,000ぐらいか?)
「400円でいいです。」
へっ?
「消費税入れて420円ください。」
「はぁ。。」
透明のT○Kと書かれた生テープのケースに入れられたビデオテープ。
それが入った半透明のスーパー袋を渡されて420円払った。
げっっつ?
車に乗り込み袋からだしケースから出し、ビデオテープそのものをしげしげと見つめた。
再生途中で取り出されたビデオテープはほのかに暖かく、
あっけなく入手できた理由を探そうとタイトルロゴステッカーを隅から隅まで読んだ。
確かに本物だ。
2年前、息子がまだおなかにいる時、娘と旦那と3人で始めてシアター系で見た映画のビデオテープ。
見ていた途中で娘は感情移入しすぎて、怖いと大きな声で泣いたっけ。
もうあれから2年経ったから泣く事はないよね。
さっそく家で見せたら、おんなじ場面で「怖いーーーーー!」
ふん、いいもん、私が欲しかったのよ、このビデオ。
歩くと毛の一本一本が風になびき、ドアが流れてくるラインのすごさに息を呑んだ。
で、何のビデオかって?
Disneyanimation モンスターズインクでした。

2004/02/11(水) 季節の行事
節分が過ぎると「お雛様、いつ出す?」と旦那がたのじーじにせっつかれる。
表現が悪いが本当にこの時期の私にとって”せっつかれる”
以外何者でもないモノにもう一つ、確定申告というものがある。
あああぁ、そんな時期だ。

アパート暮らしの私達夫婦に長女である娘が生まれたとき、
真っ先に雛人形の心配をした私の両親。
それはまだ私が刈り上げ頭の小学生の時、
近所の友達が立派な7段飾りの雛人形を持っていた。
その時、私が持っていた雛人形も7段飾りではあるが、
小さくかなり地味だった。
友達の大きな雛人形を羨み、自分の小さな雛人形を見つめていじけていた。
いじけるだけならいいが、いじけるを通り越して両親を困らせ続けていた(らしい)。
なぜそこまで雛人形にこだわるか、
きれいなもの、豪華なものを好むのは女のサガで説明のしようがない。
現に”風と共に去りぬ”のスカーレットオハラが、
ドレスの裾をなびかせて階段を下りてくるシーンをはじめて見た時の衝撃は今でも忘れられない。
そんな私が娘を産んで初節句の雛人形を選ぶ。
初孫のためにジジババも奮発して豪勢な雛人形に決めてしまった。
私が欲しかったのはこれなのよ。
お内裏様とお雛様の位置が逆の京雛。
で、飾るのは旦那の実家。しまうのも旦那の実家の押入れ。
すみません。今からやります。娘も騒いでいる事だし。ちょっと疲れているけど今出します。
組み立て、飾りつけ、空き箱の片付け。60分少々かかりました。
娘よ、喜んでいるがこれには深いわけがあるのだ。
母の子供の頃からの夢をアンタで叶えさせてもらったよ。
コラ!息子!触るな!

2004/02/09(月) ある人物
15引く9は?
いくつ?
はい次!9たす7は?

イライラライライライラライラライラ
娘の宿題に付き合ってたとき、ある人物を思い出した。




「アーデルハイドっ!どうしてこんな事ぐらい判らないのですか!」

つり目のめがねの奥の目をさらにつり目にして、
キーキー叫ぶロッテンマイヤーさん。
げ〜〜っ、あんな小うるさいおばさんからなんて絶対何も覚えられないよ。
子供のころ、リアルタイムで見ていたカルピス劇場のアルプスの少女に出てくる家庭教師の先生。
優しく教えてくれる、クララのおばあ様からだったらどんな難しいことでも覚えられるぞ。
そう思い出して深呼吸して、どこがどんな風にわからないのか。
どうしたら判るようになるのか考えた。
母親も修行中。

2004/02/08(日) イチゴ狩り
従妹に誘われイチゴ狩りに出かけた。
息子の大好物のイチゴ。
さていくつ食べられるか?
ここのイチゴハウスはかがまなくてもイチゴが摘めるよう、
大人の胸ぐらいの位置に苗が植わっている。
そしてイチゴはそこから垂れ下がるように赤くなっているので、
息子が手を伸ばしてちょうどいい高さなのだ。
最初は私が摘んで息子に渡していたのだが、しばらくすると自分で摘んで食べていた。
おなかいっぱいになると、イチゴの苗の下をくぐりながら遊び始めた。
仕方ない。外に連れ出し歩かせると2人のライダー登場。
一人は私のより新しい黒エンジンのCB750。
息子を抱えつつ話しかけてしまった。
でも”私もシルバーエンジンのCB乗ってるんです!”
とは言えなかった。

2004/02/04(水) 宿題
珍しく自分から宿題をはじめた娘。
一人で黙々と計算問題をしている。
覗いてみるとまだまだ時間がかかりそうだ。
お風呂の準備ができた。
早く息子共々風呂に入れ、早く寝かしつけたかった。
「あとどのくらいかかる?」
そう声をかけると、めそめそ泣き始めた。
「計算問題を早くできるようになりたいのに、嫌いだから、難しくてできないし、、、、」
めそめそ。。
一桁同士の足し算と、二桁と一桁の引き算。
一生懸命指折り数える。
イライライライライラ。
何でこんなことが判らないんだ。
奥歯を噛み締め付き合った。

2004/02/01(日) 人生相談
言葉を選びながら、相手の表情を読みながら、
慎重に受け答えをする。
自分の言いたい事は極力引っ込めて、相手の言葉を待つ。
私もそうだが、人に話し始めた時は大抵自分で答えを出している時だ。
5年前の私なら相手の言葉が終わる前に自分の意見を言っていた。
10年前なら言葉を選ぶ行為すら自分の思考回路の中にはなかった。
15年前の私なら、相手が話題を切り出す前にこちらから話題にしていた。
年齢を重ねると言う事はこう言うことなのか。
相手の言葉を頭の中で組み立てながら、これは言ってはいけない、こう言うべきだ。
選んで選んで慎重に慎重に。
ああもうだめだ。
一生言うまいと決めた言葉が、一言一言私の口から出ていった。
相手のために言うまいと決めた言葉だが、相手のために言う事にした。
本当にそれでいいのか?
一瞬うつむいたがすぐに顔を上げた相手は妙にさっぱりとしていた。
言い過ぎた?言い過ぎだ。
私がそこまで入り込んでよかったのか。
「もうこの話題は私からは絶対しないから。」
会話の締めくくりにこう言ってみた。


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