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2003/08/24(日)
夏も終わり
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仕事を終え子供たちを迎えに実家へ行った。 TVは”24時間テレビ”を映していた。 いつからだろう。 24時間かけて走りつづけるのがこの番組のウリになったのは。 今年のランナーは山田花子。苦痛にゆがんだ顔がアップで映された。 「テレビ変えていい?」娘には退屈だったらしい。 「ダメ!」母と私が同時に叫んだ。 なぜだろう、なぜこんなに苦しい思いをしてまで110kmも走るのだろう。 母と話をした。 次の日、この模様の特集番組があった。 彼女の子供の頃からの生い立ちが流れた。 ある芸人さんに会いたくて吉本興業に入ったこと、 小学生からの夢の女子プロレスラーになったけど大怪我をして引退せざるおえなかったこと、 新喜劇の舞台が終わると別人(元の人)になること。。 などなど、とにかく意志の強い彼女を映し出していた。 結局時間内にゴールできなかったけど、110km完走した彼女。 強烈なツッコミを入れられた小柄な彼女が、 ふらつく所を見るのが嫌いだった私の考え方が変わった。 彼女のどこにこんな強靭な意思があるのだろう。 しばらく彼女の苦しそうな表情が頭から離れない。
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