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2003/11/12(水)
お家帰る〜〜
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娘を学童保育に迎えに行ったら、 「おうち、がえるぅううぅ。」 と小さい子の泣き声が聞こえてきた。 ここは小学生を預る所だから、こんな小さい子いるの? 見回すとベビーカーに座りながら、泣き叫んでいる男の子がいた。 あれれ、おかあさんいないの? またまた見回しても、先生以外いない。 一人の先生を捕まえ「この子は?誰かの弟?」 と聞いてみた。 「A先生のお孫さんよ。」 孫がいる歳には見えないけど。。 「A先生、この子のおかあさんお出かけ?」 何気に聞いてみた。 「おかあさん、亡くなっていないの。」 さらっと言われた。さらっと。。。 何歳ぐらいだろう。2歳ぐらい? 「おうち、がえるぅぅぅううう〜〜〜」 泣き声が大きくなった。 おばあちゃんである、A先生の仕事(学童保育)が終わるまであと15分。 それまでこうして泣いているんだろうか? 夕暮れ泣き。 その言葉がピッタリな夕方。 忙しく後片付けをしながら、時々男の子に声をかけていた。 娘を連れ息子が待つ保育園に急いだ私は、 男の子のおかあさんが、 天国で見ているような気がしてもうすっかり暗くなった空を見上げた。
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