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2003/08/31(日)
今日はコンサート
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ムッフッフッ。今日はコンサート。びわ湖ホールに初めて行って参る。事前調査によると、びわ湖ホールは1800席を越す大型ホールであった。シンフォニーホールよりちょっと大きいかもしれぬ。音響が優れているという話も聞く。楽しみじゃい。
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ふー、ただいま帰還。びわこホールは遠かった。
今日はモーツァルトのピアノ協奏曲第12番もやった。これが非常に美しかった。京都フィルハーモニー室内楽団という人々の演奏だ。音が非常に美しかった。ホールの音響も良かったのだけど、オーケストラそのものの音が良かったと思う。けっこう厚くて深い音だった。ちょっとゾゾっときた。
「天地創造」は…。えーと、オーケストラは良かった。ソリストもよかった。バスの人がとくによかった。ソプラノの人も、私の好みではないけど、かなり声量があってよかった。この作品はソプラノの人の声量にかかっているのだよ。それと管楽器。とくにフルートとオーボエ。このあたりの楽器と独唱がどれだけ溶け合うかが鍵なのであります。
合唱はですな…、人数は60人ぐらいいた。うち男声が15人ほど。あとは全部女声。見た目なんだかバランス悪いな、と思っていたのだが、始まってみると納得いった。女性団員の年齢高!平均年齢40ぐらいいってるのでは!?そして最高齢はたぶん60越えてる。そーなのです。おばあさんが目立ったのです。だから声量が足りない。だから男声の3倍近く球数が必要なのだった。
声質は悪くなかったと思う。だが如何せん声量が足りないのだ。オーケストラの音でほとんどかき消されていた。男声はスカッと通っていたのだが。ドイツ語の歌詞は言葉の出だしと語尾にかなり特徴あるので、意味はわからなくても何ていう言葉を歌ったのかはある程度分かるものなのだが、今日はサッパリわからなかった。ただ「人の声で音程とっているだけ」にしかきこえない。それから、団員がそれぞれ自分だけで歌っていた。うまい合唱団てのは、声が集まるのだよ。だから人数がそんなに必要ない。体の揺れとか口の動きとかも、うまい合唱団はビシッと揃うのだ。それが今日はバラバラだった。口も半分ぐらいしか開いてなかった。語尾も全然揃ってなかった。日本人の歌うドイツ語なんてデタラメだが、あのTとかZとかCHとかの独特な発音をきちんと揃えることで「いかにもドイツ語」な感じになるのだけど、全然何いってるのかわからなかった。これはイカン。「アレルヤ」のところ、あれは一応フーガの体をなしているのだが、バス→テナー→アルト→ソプラノと順に声が重なっていく時、バスとテナーはちゃんと歌詞と旋律がくっきりしていたのに、女声が入るとたちまちボケてしまった。
とにかく、あんだけ人数いるのでもっと迫力があってもいいと思った。
まあ、そんなこんなで、今ひとつ満足していないワタクシであった。
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