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2004/08/27(金)
また内田光子
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何回聴いてもどれを聴いても素晴らしい。だがしかし敢えて選んでみやうと思う。内田光子のモーツァルトBESTプレイはどれか。それは第6番ニ長調K.284「デュルニッツ」です。作品自体がとても優れているとは思うのだけど(何しろタイトル付いてるからな)、出だしの主題から副主題に入るあたり、非常に音色が多彩で広がりがあると思う。音符の長さといい音量といい、気持ちいいほどツボにヒットする。ピアノソロなのに、管弦楽曲のような広がりがある。もしかしたらモーツァルトの頭の中では管弦楽で鳴っていたんでは、と思わせる演奏だ。きっと内田光子というピアニストの美点とモーツァルト作品の美点がピタッとはまったのだろうと思う。
でもこの人はアレだな。二楽章が少し苦手っぽいな。この6番も一楽章の素晴らしさに比べて、二楽章は少しかすむ。不得意なのかしら。
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パソコンのフォルダをいろいろ開けてたら出てきた。 フランツ・リスト「愛の夢」第三番はこれだよ。 http://www.geocities.co.jp/PowderRoom/9028/liebstrm.mid これはよくできたMIDIだと思う。
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