今日の音楽論
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2003/11/27(木) ミチコのアレ
最近席が遠ざかったミチコのアレ。

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ひさしぶりにバッハ先生の「平均律クラヴィーア曲集」を聴きまする(ミチコ風)。この作品は好きだ。非常に好きだ。平均律というのは、音の間隔がすべて平均である調律のこと。平均律以外にじゃあどんな音階があるかというと、…何やったかな。純正律てのがあるな。ええと、完全5度だか3度だかが純正に響く音階のこと。だが音の間隔が均一でない為、転調すると不協和音がでる。逆に言うなれば、均一でないからこそ、調による性格が明確に違っていた。ハ長調は男性的、ヘ長調は田園風、ト短調は悲愴美、ホ短調は哀愁。のような。今の平均律でもそれは残っているのですが。私はニ短調が好きだ。

不思議なのが、ヘ長調がとても穏やかにきこえるのがシの♭のせいで、イ長調がやたらと攻撃的にきこえるのがドとソのシャープのせいと思われるが、音の間隔はどこも均一のはずなのに、音の絶対位置が変わるだけでなぜ印象があれほど違うのか。人間には絶対音感が潜在的に備わっているのだらうか。

ちょっと勘違いがみうけられる絶対音感という音感であるが、絶対音感て何?という質問に私が答えまする。「俺って絶対音感があるんだよね」とかいうヤロウには、その殆ど場合が、無いのだ。絶対音感ていうのは、何も鳴っていないところで音がした時、それがどの音かが分かる音感のこと。これとセットで使われるのが相対音感という言葉。基準となる音がわかれば、その音からの相対位置でそれが何の音か分かる音感のこと。私は絶対音感は無いらしい。しかしラの音は絶対的に分かる。人間は誰でもラの音だけはソラで取れるのだ。

絶対音感テストてのがあった。やってみたら意外に難しい。白鍵の音はわかるのだけど、黒鍵の音はわからない。テストの結果、絶対音感はまず無い、相対音感も充分ではない。


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