今日の音楽論
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2004/03/14(日) すばらしかった
今日のコンサートは素晴らしかった。今まで聴いたマタイ受難曲の中で、もっとも素晴らしかったと思う。聖トーマス教会合唱団は聖歌隊なので全員男で、ソプラノ・アルトのパートを小〜中学生ぐらいの坊っちゃんが歌うのだけど、いわゆるボーイソプラノというやつを初めて生で聴いた。CDで聴くほど細くない。聖トーマス教会の声は、CDで聴いてもウィーン少年合唱団やキングス・カレッジ合唱団より太くしっかりしているのだけど、生で聴くと、その声量はすごかった。私は二階席の端っこのほうで聴いたのだけど、声がスカッとよく通っていた。「腹から出している声」というのかな。かなり鍛え抜かれている感じがした。

しかしね、やはり1階席の真ん中あたりで聴いた方がいい。遠くで聴くと、合唱の4つの声部と管弦楽の各楽器の音がホールの中程でブレンドされてからきこえるのだ。もう少し前で聴くと、どの音がどこから鳴ってるかよくわかる。マタイ受難曲はダブルコーラス・ダブルオーケストラなので、音の発生源がわかったほうが一層楽しめる。

ゲヴァントハウス管弦楽団の音色は、非常に落ち着いていてきめ細かだった。ドイツらしい。丁寧でしっかりしている。日本のプロかアマかきわどいところのオーケストラを聴いているときに感じる「おいおい大丈夫かいな」というハラハラは一切ない。さすが世界最古のオーケストラでありました。重厚な深い音色でござんした。

写真撮影禁止や言うてるのに、また隙を見て強行。ヒヒヒ。あんまりきれいに撮れてない。プリントには耐えぬ。これぐらい小さくしてやっとちゃんと見れる。このカメラどうやったらきれいに撮れてくれるのだらうか…。


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