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2004/02/12(木)
とは言ってみたものの。
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一旦考え出してしまったことは、それほど簡単に頭の中から出て行ってはくれないのでした。
以前エゴグラムを試してみた時、旧ポコに「逆V字」と笑われた診断結果は、すごくしっくりきていたし、その自分観は安定していて自信も持てるものだった。かもめちゃんはその時も全面的に肯定する感想を伝えてくれたのだったね。 そうではあったけれども、私はちょっとナナイちゃんや毛茶の結果が羨ましくて、どこをどう直したらそういう結果に変わるだろうかと、自分の意思で変えることができそうな項目をいろいろ試しに変えてみたりした。ところが、どうしても望ましい結果が得られないの。それどころか「逆V字」にならなかった場合の診断は、マイナス評価ばかりが目立って、嫌になってやめた。
何故今になってそんなことを思い出したかと言うと、親子のミスマッチのことを考えていたからだ。 私と両親は明らかにミスマッチだ。自分が他人にあまり関心が無く、どちらかといえば冷淡なのは、そのせいだと昨日まで思い込んでいた。 だって、大人になって、他人に甘える心地よさを知ってからは、格段にスムーズに他人と関係を結べるようになったし、友達を作ることが楽しくなった。そういう関係の仕方は、普通は親子の関係から体得するものだったんじゃないの?って。 だけれども、エゴグラムのことに思い当たる。どんなに選択肢を変えてみても逆Vの頂点だけは毎回そのままだった。私はなんでも考えて組み立てる。組み立てて、考えて、納得できない部分は切り捨てて、落ち着いた安定した形なのではないか?別の要素を入れると不安定になるから、その結果、理不尽な親の愛情も撥ね付けたのではないか?(友達はそんな理不尽な愛情を私に押し付けたりしない。) 思い返せば、一番の足かせは、「お前は世の中をまだ知らないんだ」という、反論する術のない最強の呪いの言葉だった。反論できないという点で、私には愛情よりも重かった。
暗い気持ちで書いているのではなくて、あれれ?という気持ちです。
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