|
2003/09/22(月)
今日の予定。
|
|
|
「運命ではなく」 ケルテース・イムレ著 国書刊行会 を読み終えるつもり。 ケルテース・イムレは去年のノーベル文学賞を受賞したハンガリー(生まれのユダヤ)人。
「ケルテース・イムレは、不届きにもアウシュビッツの脱神話化に成功した。結果的に解釈も評価も下すことなく、一人の子どもの驚嘆すべき視点にこれほど忠実な文学作品はこれまで存在しなかった。かつてどの作家も、これほどまで、生き延びようとして、なりふりかまわず、むき出しの生が卑猥な出来事になるぎりぎりの限界まで、自分の姿に即して一歩いっぽ奥底へと降りていきながら、表現していったことはないであろう」。(「1999年のフランクフルト・ブックフェアー用につくられたカタログの、本書ドイツ語訳書を紹介した文」とあとがきで紹介されている文)
まだ感想が持てない。でも、何処かを指し示している。 2年前、まだ無名だったハンガリー人ライダーの走りに一目ぼれしたことが、どこにつながって行くのだろう。
|
|
|