がてんこ、Dig Your Own Hole
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最新の絵日記ダイジェスト
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2003/12/26(金) 心が慌てると身体も慌てるよね。の1
 桑田真澄を指導したことでちょっと知られているらしい古武術家・甲野善紀さんの言う「身体感覚を組み直す」ということが最近気になっている。
 新しいことはいつも思いもよらない方角からやってくる。何年か前、「シベリア」というお菓子のことを調べたくて「シベリア 菓子」で検索を書けたところ、いくつかヒットした中に玉川さんという方の「ずくなし日記」があった。結局“シベリア”は冬に飛来する渡り鳥の記述、“菓子”は仕事の合間につまんだものの記録で、私の知りたかったシベリアではなかったのだけれど。「ずくなし日記」は面白いので、それ以来読んでいる。
 玉川さんは忍者が好きなのだ。忍者関係の古書を集めたり、忍術大会の話題も時々載っている。
 ある日、私は本屋さんで本を探していた。この夏か秋頃、微塵が紹介していた短編集。かもめちゃんも読んだって言ってたやつ。題名も作者も出版社も覚えていなかったので、端から端まで背表紙を見て廻っていた。その本はわからなかったのだけれど、「古武術の発見」というタイトルの本が目にとまった。それを手に取ったのは、前述の玉川さんの影響であった。古武術って単語、初めて目にしたけど、忍術と関係あるのかなって。手裏剣術についても語られているけれど、トータルでは玉川さんが最近写真をUPしていた「涙を流す少女くのいち」が表紙の本等とはおよそ関係なかった。
 その本のサブタイトルは“日本人にとって「身体」とは何か”。甲野善紀さんと養老孟司さんの対談集であった。ずっと前、養老さんの「ヒトの見方」という本を読みきれずに投げ出したことがあって以来、「バカの壁」すら手にとっていない。
 けれど、パラパラとめくってみたとき「身体感覚を組み直す」というフレーズが目に飛び込んできて、その本を買うことになっていた。

 フセインさんが捕まった次の夜のことである。そのニュースに押されて、いつも英語の勉強に使っている番組が深夜に移動になった。だから予約録画することにした。たまたま予約時間前にビデオが不思議な勝手な作動をしたりしたので、ちゃんと録画できるか気になっていたのだろう。ビデオの作動音で深夜目が覚めた。ちゃんと録画できていた。安心。そして目が覚めたついでに、何気なく各局の番組チェックをしてみたところ、甲野善紀さんが出ていた。NHKの人間講座の再放送で、古武術の講義をしていたのだ。
 本の記述や写真では、具体的な身体の動きがわからないな、と思っていた矢先で、とても驚いた。


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