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2003/12/07(日)
おっさんバンドのライブ観に行った。
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夏と冬と、年2回ある、恒例のおっさんバンドのライブを観に行った。ドリンク2杯付、フリーフードといえども、¥2,500払ってくる客は、知り合いしかいない。 1組め、7、8年前、片田舎の、マスターが趣味でやっているそのちっこいライブハウスで、でも一番人気でファンも付いていたフォーク・デュオの2人も、結婚して子供ができて、月毎の定期ライブもやめ、年々輝きが失せていっている(気がする)。 2組め、本格的なブルースを演る2人組はかなり上手い。1人はこの夏、福井に引っ越してしまったのだけれど、定期ライブや今回の恒例ライブには、高速を通って来る程、まだ熱い。でも、なかなか客はつかない。ブルースはコードが少ないため、似たような曲ばかりになるからかな。スライドギターの超絶技やすっごい早弾きが間近でみられてワクワクなんだけどな。 3組め、マスターともう1人のおじさんのギター・デュオ。 もう1人のおじさんの自己紹介から始まった。 「2年前まで、別のトリオでバンドやっていたんですが、1人欠けて活動やめてしまっていて、いつもここに出ている友人が、見かねてマスターを紹介してくれて、初めての参加です。」 思い出した。2年前、このおじさんのバンドのメンバーの1人が交通事故で死んだ。知人の結婚式で演奏して、そのまま2次会3次会と朝まで飲んで、車で帰る途中の単独事故だったって聞いた。 マスターのクラプトンは下手糞で、5曲もやられると苦行なんだけれど、相棒が加わったからってそれは変わらないのだけれども、ちょっとだけジンときた。 おじさんもいろんな人生を背負って、でも、音楽が好きだから、やめられないのだな。「くるみ」もいっかい見てみようかな。
んで、トリが友人達のバンド。バイク屋さん、車屋さん、SE、測量屋さん。今回は電気屋さんが欠席。たぶん、地上波デジタル放送が始まったので、仕事をぬけれないのだろう。いいことだ。 今はすっかりツルッパゲの車屋さんだが、学生時代は長髪だったらしい。その頃はモテてね、ファンだった子の1人がうちのかみさん、と過去の栄光を語る。その栄光の時代のバンド仲間が、最近の客筋の主流を占める。遠慮ないヤジがとぶので、おかしい。 それにしても、曲数多すぎ。練習してないのに、新たに難しい曲、アレンジにチャレンジしすぎ。7、8年前から演っている曲がやっと安心して聴けるようになってきた。ギターとか機材はすごくいいもの揃えているらしいのだけれど、全然ありがたみがわからない。本人達が好きでやってるんだから別にいいけど。
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