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2003/11/14(金)
或いはこんなことを考えていられる幸せ。
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現状の自分、現状の環境が心地いいのだ、いろいろ思い巡らせても動こうとしないのは、結局ここにいたいのだ。 と自分を見定めて、いろいろ思い巡らすのを意図的に遠ざける。均衡を乱すものは、見えないところへ追いやる。
それでも、ときどき、揺るがされてしまう。ほんとうにこれでいいの?ずっと行きたかったところに行かないままで?
だって、今度そこに行ったら帰ってこれないと思う。というより、また帰ってきてしまうくらいなら、行かないほうがずっといいんだ。未だに行きたいと思っていると、悟らせないほうがいいし、行きたかったことなど、昔のことにしてしまえばいい。 自分の中の正当な理由なんてまったく信じられはしないけれど、かといって、他に信じるものもない。
それにしても、何度同じ石につまずくのだろう。
こんないい天気だというのに愚にもつかないことを考えていてしまう不幸せ。
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