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2003/11/19(水)
みぶるい。
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「親に縛られる必要はまったくないんです。親は捨ててもいいんです。」 と教えられたのは、20歳のとき。 何よりも「〜してもいい」とそれまであんまり言われたことがなかったので、その言葉は響いた。 それを言ってくれた後輩とは、急接近して急速に離れた。3ヶ月ほどの濃い時間だった。あのときも、たくさん抱えたままでわからなかったことを言葉にしてもらう体験だった。
最近、自分が多くを望みすぎてきたことをやっと知る。 「勝手にしなさい。」なんて親の方から言ってもらえる幸福な子供はほとんどいないんだ。
あの3ヶ月はお互いチャージ期間だったらしい。いっときは「心中してみる?」なんて言いあったりしてみたものの、その後の2年半は顔を合わせても挨拶するくらいのものであった。 ときどき、どうしているだろうと思う。わかっているようなことを言っていても、彼は夜中よくうなされた。
今日の日経新聞朝刊、 「ICタグで行動把握、我が子の登下校 大日本印刷とドコモ子会社『塾に到着』メール自動送信」。 ナニヲスルツモリナノ・・・
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