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2004/09/30(木)
超晴天と紀伊国屋とアマミトゲネズミ
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今日は4時であがって(というのは、早出や残業がかさんでいるから。うちは残業代は出ないが、その分勤労時間短縮が可能なのです。決して俺様が甘やかされているわけではないのです。というのはちょっとウソです。実は甘やかされています。笑)、S宿南口の紀伊国屋へ行きました。
所十三「DINO2」モーニングKCDX(ちゃんと記載できないけど、ディノの二乗。ディノディノと読む。多分)の1〜3巻購入。
この作品は、恐竜(もしくは古代生物)のグローバルかつヒューマンな短編漫画 + 各話ごとの登場生物の詳細解説、という構成です。 なんというか、右脳のロマンと左脳のロマンを双方で満たしてくれるような感覚で、フレキシブルで素晴らしい。
恐竜が関西弁を駆使するのも素敵に萌えです。
これは、いつだったか実家に帰った時に兄に提示されたものの一つ(ちなみに提示をうけたのは3巻)なのですが、
兄「この作者は、これを描く前は不良漫画を描いていたんだ。 仕事を選ばない、職人の技だよね」
私「いや、違うな。彼は選んでいる。 不良漫画と恐竜漫画には共通点がある」
兄「何?」
私「どちらも、異生物の生態描写だ」
というわけで、最近読むものがなくて困っている方は、「DINO2」を手にして鬼才所氏の生態描写に酔うがいいでしょう。
俺様は、泣き濡れつつ3巻を一気読み。
ヒューマン生態描写で一話完結が基本なので、一話ごとに主人公生物が危険な目に合い、成長します。 3巻で、計15話あります。
これを一気読みすると、主人公(わりと毎回ちがう)の15回のピンチと15回の成長にたちあえてしまうのです。
なので今俺様は「ああ、今日はいろんなことがあったなあ」という充足感でいっぱいです。
今日のアフター5は明後日の所属オーケストラ練習に向けて楽器をさらうつもりだったのですが、そのようにいろんなことがあったのでだめでした。
で、続けて神林を読み、読了。 これが初神林でした。
なんか、神林長平って漠然と、エンターテイメントに徹した職人なイメージがあったのですが、ちがった。 なんていうか、これは多分「SF禅問答」が萌えポイントなんだろう、という手応えでした。 俺様SFオンチなためか、がっつりとノリきることができませんでした。
でも美しい話でした。
というわけで、今日はとてもいろいろなことがあった、アクティブな一日でした。
主な読み:文中に記載 主な食べ;ナス、ピーマン、煮豚、ヨーグルト
下は、先日発見した、大学時代の「近代文学演習ゼミ」用ノートに描かれていたオオルリ。わかんないけど多分オオルリ。
これは、授業中に描いたとかではなく、この授業ではあまりにもノートを使わなかったため、後日あまったページをらくがき帳として再利用したのだったと思う。
(B5大学ノート・細罫、イラスト実寸4×5センチくらい/鉛筆、クーピー)
いろいろがんばったけど、あんまきれいにうつらんねえ。。
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