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2005/05/23(月)
くもりとか雨とかとヲタクとシナノミズラモグラ(1)
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昨日はオケの練習にゆきました。練習後に選曲会議があったのですが、魚メンテのために失礼して帰ってきました。
安藤 「選曲より魚が大切だって言うのか!」
そりゃそうです、サロメ子は腹が減ると、水槽を横切る俺様の後を追って泳いだりしますが、マーラーも火の鳥も中国の不思議な役人も、俺のことを考えてくれてはいない。
もし考えているなら、もっと俺にも弾ける曲を作ってるはずなのだ。
さて安藤氏ですが、当ページ5月14日分に登場し「珍曲ヲタ」呼ばわりされたことに、ショックを受けたらしい。
「選曲会議で猛威をふるう方々に比べれば自分など」という相対論に基づく遺憾のメールをいただきました。
そんな彼の、かの日の買い物
> 1.ペルゴレージ スターバトマーテル(これは一般的な曲) > 2.ヒンデミット 四つの気質(ピアノと弦楽合奏の曲。題名にひかれて) > > 迷ったけど見送ったCD > フルトヴェングラー SymNo2 > 店内でかかっていた。最初はおお!!といった感じだったが、 > 曲はその後緊張感が続かずにダラダラと進行。
むーん、そうきくと、確かにこの中には、所属オケ選曲リストほどの「一目見てなんじゃそりゃあ」的な曲は混入していないような気もしてしまう(「一目見てなんじゃそりゃあ」曲例:M.A.タネジ「三人の叫ぶ教皇」)。
そこで、ちょっと検証してみたい。
先日の3人の中で最もヲタク、最もマニアな買い物をしたのは、果たして誰だったのか?
で、まずワタクシのミミズ。「会社帰りに箱入りミミズを手に提げ大江戸線に乗る未婚婦女子」みたいなシチュエイションは、確かにメジャーではないかも知れない。 しかし、大型熱帯魚飼育者の間では、ミミズはわりとポピュラーな生餌である。
肉食魚生餌のデフォルトとして扱われがちな「金魚」を作曲家ベートーヴェンに例えるなら、ミミズはブラームスくらいでしょう。 「音楽の授業で誰しも何かを一度は聴かされる」というレベルのメジャーさです。
(なお、ポピュラー度第二位とみなしていい「メダカ」「アカヒレ」(金魚をくえるほど成長していない時期にはこれ、って感じ)は、三大バレエなど、特にクラッシッカーでなくとも知っている旋律を量産したチャイコフスキーと考えます)
業界内ではまるでマニア扱いされないミミズは、メジャー・マイナーという位置づけかと思われます。
つづきます。
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