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2006/03/27(月)
大作曲家
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って一口には言いきれませんが、私が勝手に身近に感じる、しかもダイスキな作曲家といえば、先日亡くなった宮川泰さんと伊福部昭さん。 お二人とも言わずと知れた大作曲家です。すっごく好き!!!
伊福部さんは、私が大学生の時に“初演後、戦争で焼失したはずだったスコアを発見!”ということで、戦後初めて、通算二回目という伊福部さんの曲を大学のオーケストラで演奏させてもらいました。 指揮は学校の先生でしたが、伊福部さんが聴きにいらして下さったのです。もちろん練習(授業)にも来てくださったり。 そして、チョロチョロするのが得意な私は、「サインください・・☆」と伊福部さんの楽屋に。。。「私も道産子なんです☆」なんてちゃっかりアピールして、「頑張ってね」なんて言ってもらって握手してもらって(^^; オケの学生の一人なんざ、覚えておられなかったでしょうけど、私の中では勝手に身近な存在にしてしまいました。
宮川さんは、なんと祖父の教え子の一人。 祖父は音楽は全然関係ないのですけれど、数学から体育(体操・・?)から音楽(軍歌・・?)から全部授業したそうです。 日本が貧しい時代ですし、放課後の地域の繋がりもなんだかとても強そうな・・。 祖父の異動と宮川さんの転校と(宮川さん自身は覚えていなかったけど)、引越しの際、途中まで一緒に馬ソリで移動したそうです。 ばそり・・ この話を聞いたのも、宮川さんが札幌でコンサートをした時にご招待頂いて、その時初めて、「え、おじいちゃんて宮川さんの先生だったの・・?」ってことで初めて知った話☆ もちろん祖父にくっついて行って、ちゃっかりサインもらって握手してもらって来たわけで。 おじいちゃんには良い冥土の土産が出来たわけで。(^^; 祖父の葬儀で、次にお会いする時は“○○先生のお孫さん”という認識じゃなく“田中詩織”で見てもらえるようになっていたいなぁ、なんてひそかな野望を持ちましたが、叶わなくて残念でした。
偉大な方が亡くなるって残念なことこの上ないけれど、 色んな人の心にこれだけガッツリと足跡を遺して行かれるって、カッコイイ!! カッコよすぎて、亡くなったことがあまり寂しくないよぅな・・・
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