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2005/05/25(水)
ビオラ まめ知識2
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本日は弓の毛替えをしました。
皆さんご存知の通り、弦楽器の【弓】は馬のしっぽの毛で出来ています。 【弦】をこする部分なので、ここはもちろん消耗品★ 特に私みたいにぶっとい音でガシガシ弾くひとの弓の毛は消耗が早いです。 消耗すると、弓の毛が弾いている時に切れて『ぷらーん、ぷらーん』ってなります。 あと、擦り減って滑り易くなるので音のキレっちゅーか、なんっていうか、思っている音が出せなくなります。 なので、面倒くさがりな私もこればっかりは「そのうちでいーやっ」とはいきません。
弓の毛は張ったり、緩めたりが出来るようになっていて、片付けるときには緩めておきます。 湿度や温度で勝手に緩まったり、パンパンに張ったりするので、緩めておかないと怖いんですね、これが。 手前がゆるゆるに緩めた状態です、はい拍手☆ 毛なカンジ、お分かりになるでしょうか。
この毛だけだと、やっぱり滑るので、弾く時には松脂を塗りつけます。 松脂はいろーーんな種類が売っていて、私のお好みはベース用! こんなの使ってるビオラ奏者いるのかなぁ。 色によって硬さが違って、右の私のは黒いでしょう?柔らかめ、ってことなのです。 夏場は溶けます、ホント。ベース用だしね。 師匠には“べったりしすぎない?!”って言われるけど、ん〜、今まで色々試したなかで私の楽器には合ってる気がするんですよね〜。
でね、私は経験ありませんが、これ、本当は飛行機に持ち込んではいけない物質らしく、没収された人もいるみたいです。 ちなみに、オーケストラのメンバーとして大人数で乗ったのに、なぜかその人だけ没収されたそうで・・・。 でもこんな少量では絶対に飛行機は落とせないはずです(^^;
そんなんで今日は【弓】についてお送りしました♪
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