|
2004/09/19(日)
家族の一員だったから
|
|
|
飼っていた猫の命日。 母と二人でスーパーに行き、好物だったマグロの粕漬けとホタテの貝柱とムキえびを買ってきた。 埋めた楓の木の根元にお供えしたら、ものの10分と経たないうちにうちの周囲に住み着いている野良猫たちがそれらを片付けてくれた。 なんだろう、居なくなってしまったもののぬくもりや柔らかさは忘れられない思い出で大切なのだけれど、今在るものたちの存在がまた同じような心をもたらしてくれるのが象徴されているような気がして、ほんわかした。 にしても、野良猫だから仕方が無いけど、わたしの指を真剣に噛む癖だけはなんとかしてもらえないかな。穴が開くとキーボード打つときに痛いんだからさ。
で、その買い物の最中、母の知り合いの方から声をかけられた。 「あら、息子さん? 背ぇ高くて立派ねぇ」 …あまりにも疑いなく言われちゃって、娘ですって言いにくいんすけど。と答えに窮していると、 「うちの息子はこれよりも、もっと背が高いんですよ〜。はははっ」 って、母。論点はそこじゃないだろ。
|
|
|