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2004/08/10(火)
感動的…?
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係長と一緒の出張の途中で畜舎に寄ったら、そこに居た一頭が丁度出産が始まったところだった。わたしが気付いたときには前足の蹄が出ているくらいで既に破水していて。でも母牛も苦しそうでもなかったので、冷静に、「係長〜。産まれそうなのが居ます〜」と呑気に呼んでしまった。 実際、お産は楽だったようで、産まれた子牛は5分も経たないうちに「モ〜」と一声。普通は最初はバフバフ息するくらいで鳴かないのだそうで、獣医である係長に「元気だな〜」と褒められていた。母子ともに元気。良かった。 初めての場面だったけれど、感動するより感心しちゃった。動物ってすごいなぁ。
その後は地元の農業高校で牛の受精卵採取。ET技術の一作業。 ETっていうのはかの有名な映画ではなく、畜産繁殖技術の一つ。いろいろ処置して排卵を過剰にさせた雌牛の胎内で受精させた卵を、いろんな技術を駆使して取り出し、他の母体牛に移植し、効率良く能力の高い牛を繁殖させるという感じで。細部は違うけど、そんな感じ。 うちの係長がその採卵作業をしたのを見学。牛の診療では当たり前のことなんだけれど、やってる最中に「なんかすっげぇフィス○プレイ?」って思っちゃった。自分がすごく汚れてる気がしたわ。あう〜(−−;)。若い子は分からなくていいからね。いや大人でも普通の人は分からなくていいことだけどさ(^^;)。
***************************** なんか言いたいんで、書く。 あのさぁ、人から避けられていることに気付けないのって、全然ポジティブとかじゃないって。機微の分からない無神経っちゅうんだと思うよ、それ。
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