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2008/11/30(日)
聖学運動会
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「つっちー!今ならまだてるてるに汚名返上できるで〜!」 「そうだよ、つっちー!今ここで負けたら婚約破棄だからね!!」 てるてるにベタ惚れのつっちーには二人の台詞は効果覿面だったようだ。 直やんとてるてるの声援(という名の脅迫)を受けて即座に立ち直るつっちー。 さすが、うまいことてるてるが尻に敷いているという噂があるだけの事はある。 ダッシュで残りの障害物をクリアしていく。 「イチ。遊ぶのはいい加減にして本気を出せ」 「オッケー、マイハニー!今君に勝利を捧げようじゃないか」 璃奈様の言葉と共に、自分を固めていた石膏を一瞬で取り外すイチ様。 どうやったのかという突っ込みはしてはいけない。 イチ様の璃奈様への思いはどんな不可能なことも可能にしてしまう力があるのだ。 「姫様ー!今なら1位になると、森山先生等身大人形と等身大クッションを差し上げますよ〜!」 こちら紫組でも買収が行われていた。 森山先生大好きな姫乃にとっては十一のぶら下げる餌はたまったっものではない。 「もちろんアレも組み込み済みでしょうね!?」 「もちろんですよ〜!」 「よし!パパ、待ってて!今姫乃が向かいますわ〜!」 十一にうまい具合に買収された姫乃。 普段の姫乃がこのように簡単に十一に買収されることはないのだが、交換条件に森山先生を出されると今回のように簡単に買収されてしまうのだ。 森山先生への愛に生きる姫乃は一気にラストスパートをかける。 『さぁ〜あ!1位候補の3人でのデットヒートになってきた模様です!この勝負に勝って真実の愛にたどり着くのは一体誰だぁ?!』(←ちょっと違) 「私だ」 『早っ?!』
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