徒然聖学日記
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2005/09/29(木) 感動の再会を感動の再会で割り込んでしまった[店長]
ども、店長です。

タイトルは昨日の夜のことです。
バイトメンバーで飲みに行った帰り。某東武線の始発駅で切符を買って改札口を通ろうとしたら、後ろで「たまちゃ〜ん?!」という声が。「なんでいるのー?!」という声も。それを聞いて「ん?聞いたことあるぞ?」と思って振り返ったら、こっちも高校の友達(同じ人)と感動の再会で割り込んでしまった、というわけです。なかなかあり得ないことだよなぁと思いました。

そうそう、昨日の夜バイトメンバーとどこに行っていたかというと、渋谷で飲み会でした。
生まれて初めてお酒を飲みましたよ。がしかし!グラス半分で胃にきたのでそこでやめました。きっと遺伝的に弱いんですよ。両親はどっちもそんなに強くないし、むしろ母は弱いし。しかも、店長喉も弱いので(たぶんこれも遺伝)だんだんとお店に人が増えてくるにつれて煙草の煙で喉がやられて大変でした。たばこなんて消滅してしまえばいいと何度思ったことか…!
時間になったのでお店を出て、次どこ行こうかという話に。別にどこでもいいんだけど、うだうだ話しているばっかで15分20分はそこでだらだらしてました。こっちは10時には帰りたかったのに、中途半端な時間に行動してくれるもんだから帰るタイミングを逃し、結局10時半に帰りました。家着いたのおかげで12時だったよコノヤロウ…!おかげさまで今日一日、頭が重かったです。プチ寝不足だよ。痛くはないだけまだマシですが。でも、4限で耐えられなくて5分10分位寝ました。

そんな2日間。

以上っ!

2005/09/28(水) バトンとやらをやってみる[プラチナ]
またもや久しぶりですプラチナです。店長からバトンとやらを受け取ったのでやってみようかと思います!ただ結構はしょる(端折る)し次に回す人もいないけど…しかたないじゃん!ネット繋がってないし!!
んじゃスタート!

調味料バトン
1.次のメニューにどんな調味料をかけるか?
目玉焼き→黄身が半熟だと黄身だけご飯の上にのっけて醤油をかける!これがうまい!!(目玉焼きじゃない)
納豆→一緒に付いてくるタレ
冷奴→ネギと醤油
餃子→醤油とラーユ
カレーライス→特には…福神漬けを添えるくらい
ナポリタン→なんもかけないっす
ピザ→これも何もかけないなぁ…
生キャベツ→マヨネーズかドレッシング
トマト→丸ごと一個をかじる!
サラダ→生キャベツと何がちがうの??
牡蠣フライ→貝類は好きじゃないんで食べません
メンチカツ&コロッケ&とんかつ→まとめてソース
天ぷら→天つゆ
ごはん→……おかずがおともなんで特にはないな

こんなもんで終わり、さっさとコミックバトンへ!
1.家にあるマンガの冊数
100〜200くらいかな?
2.最後に買った本orマンガ
ジャンプ!!毎週買ってます!
3.今読んでる本orマンガ
ジャンプに載ってるのは全部、あとはスパイラルとかゾンビローンとか少年漫画系
4.よく読み返す本、思い入れのある本
今はミスフル!!特にピッチャー陣が大好き!!その前は烈火の炎かな…その前はスレイヤーズ(これはアニメだ)
色々ありすぎて難しい…

ふぅ〜疲れた…こんなもんで勘弁
以上!!

2005/09/26(月) 「牡蠣」は貝の「カキ」っすよ。[管理人]
ども、久しぶりな管理人です。
何やら店長からバトンなるものを受け取ってしまいました。
ごめん店長、コミックのほうは既に別所で回ってきて答えてしまったので(ついでに音楽も別所で答えといた)、調理のみ受け取るよ。やっぱり別所で答えると思うが。

さて、今日から学校です。
なんと管理人、月曜日は最終授業の5限しか授業ありません。
なのに。なのになのに。
頑張ってめんどいの我慢してきたのに。
ドタキャンですか先生。
んもうバッチリ休講になりました。
つか、事務員の人曰わく
「授業自体忘れてるんじゃないかな、あの人」
………怒っていいですよね?

まぁしかし、悪いことがある分だけ良いことがあるものです。
店長、学校の噂のにゃんこ見たよ!
超マジ可愛かった!!
帰りに何とか激写したけど、子猫が食事中(母乳ですね)だったこともあり、あまりよく撮れなかったなぁ。
一応載せますが、夕闇の中撮ったのでひたすら画像暗いです。

今日はそんなとこ。
あ、店長に私信。例の彼女の話は了解した!

2005/09/25(日) バトン[店長]
どもども〜。こんばんは、店長です。

今日は、永やんのライブに行って来ました〜。永やんについてはもう説明しなくてもいいですよね?今まで何回か日記に上がってますし。「私知らない〜」という人は頑張って過去の日記を遡ってください。
いや〜、ライブよかったですよ〜!何と言っても整理番号47,48番という前の方!最前列とはいきませんでしたが、2列目で暴れてきました。終演後に関係者数名を見ることもできてなかなかラッキーでしたし。ただ、時間が無くて後回しにした物販がCD以外売り切れという事態にかなりキレましたが。

さてさて。皆さんちまたで「バトン」なるものが流行っているのはご存じかと思いますが。そのバトンを受け取ったので答えようと思います。

調味料バトン

1:次のメニューにどんな調味料をかけますか?
目玉焼き→目玉焼き自体をほとんど食べないけど、食べるとしたら醤油
納豆→付いている醤油
冷奴→醤油と生姜(調味料…?)
餃子→醤油+あればお酢とラー油
カレーライス→福神漬け(調味料…?)
ナポリタン→ナポリタンなんて最後に食べたのいつだろう…
ピザ→気が向いて、かつあったらタバスコ
生キャベツ→…その前にさ。生キャベツってサラダとか以外で食べる事ってある?
トマト→生トマトは好きじゃないからあまり食べません。トマトソースは好きだけど。
サラダ→胡麻ドレッシング
牡蠣フライ→…ごめんなさい。読めません。
メンチカツ→おたふくソース…?
コロッケ→おたふくソース…?
てんぷら→基本はポン酢。ものによってはマヨネーズとか塩かけたり。
とんかつ→オイスターソース
ごはん(おかずなしの時)→鮭ふりかけ(調味料…?)

2:周囲に意外だと驚かれる、好きな組み合わせはありますか?
特にないです。店長食わず嫌いなので未知のものには手を出しません。なんて言っておきながら、実は店長好奇心旺盛です。でも食わず嫌い。とっても矛盾した性格です。

3:それが一般的なのだと知ってはいるが苦手な組み合わせはありますか?
こちらも特にないです。特に苦手な調味料とかありませんし。

4:バトンを回したい5名は誰ですか?
前回同様、店長にオフの友達なぞ皆無ですからとりあえず管理人とプラチナに渡しておこうかなと思います。



コミックバトン

・今部屋の棚に並んでる蔵書の冊数
大体の予想ですが。100〜200位だと思います。今、私の持っているマンガの中で一番多い(はず)のテニプリを貸しているのでそれを入れればもうちょっと増えます。

・最後に買った本orマンガ
え〜、何だろう?人に言えないような本(どんな本だよ!とりあえずエロいものではありませんよ〜)ならこの間買ったけど。今月頭に出たテニプリの新刊かな?多分。

・今読んでる本orマンガ
今読んでいるって言うか、はまっているのは「BLEACH」ですね。8月にあったブリミュの予習のため知り合いに全巻借りたんですよ。はまりましたよ!!ブリミュ効果も相まって!!一護格好いいなぁ〜。今では、毎週月曜日が楽しみです!テニプリよりもBLEACH先に読んでます。あ、でも。テニプリとBLEACHに向ける愛は同じ位ですから。

・よく読み返す本、または自分にとって特に思い入れのある5冊
ん〜。これは結構難しい。まず、読み返す漫画はほとんどありません。小説なら、何か急にとあるシーンがよみがえってきてそれを読み返したいが為だけに全部読み返すとかよくあります。
思い入れのあるマンガ…。何だろう、「最遊記」かな。多分、一番最初にはまったマンガ。アニメ化されて、何気なく見て、単行本を買ってみたらはまりました。今ではテニプリとBLEACHほどではありませんがそれなりにはまっていますし、好きです。峰倉さんの絵は綺麗ですからね。
テニプリはね、何か思い入れって感じがしないから除外。あぁ、でも、別の意味では思い入れあるかも。テニプリがなきゃ、テニミュもないわけで。そしたら、私が今大好きな俳優さん達に出逢うことはなかったわけで。そういう意味では思い入れはありますね。…結局、思い入れはあることに代わりはないか。
その他は…無いかなぁ。と言うわけでその2つということで。

・バトンタッチ5人
こちらも同じく、管理人とプラチナにバトンを渡しておくので気が向いたら答えてやってくださいな。


聖学の新作?ですが、もうちょっとで打ち込み完了なのでもうちょっと待ってください。多分、明日には打ち込み完了できると思うので、明日明後日位には更新できるかもです。新作と言っても、短編の番外編ですが。でもこれがないと新作に入れないので大変です。彼女を出さないと、新作が訳の分からないことになる可能性があるので。と言うわけで、管理人は彼女の絵を描いておいてくださいな。

そんなもんで。以上っ!

2005/09/17(土) めんこいにゃんこ[店長]
どうも、店長です。

9月は更新強化月間にしようと決めながら、よくよく考えてみたら9月もなかなか忙しく、結局あんまり更新できなさそうな勢いです。月末はちょっと暇なので、そこにちょろっと更新できるかもですが。…頑張ります!

で、めんこいにゃんこが何かというと。14日に大学に行ったら、2号館に猫(管理人の恐竜を襲った奴だと思われる)が住み着いており、しかもその猫が3匹子供を生んでいました。あまりにもちっちゃくてめんこかったので、しばらく観察してました。写真も撮ろうと思ったんですが、あいつら食後の運動かじゃれ始めて(見ようによっては喧嘩?)、動き回っていたのであきらめました。

そうそう、14日に*pnish*の公演見てきたんですよ。ちょ〜すてキング☆でしたよ!!!し・か・も!!座席がA列11番なんていう超良席最前列でメンバーが近いったらありゃしない!!もぅ、もぅ、もぅ、大好きだーーーーーーーーー!!!!!!って叫びたくて仕方ありませんでした。まだ公演終わってないので、中身の話はしませんがちょーオススメ!pnish知らないなんて人生の0.1割くらい損してますよきっと。今からでも遅くはない!そこのあなた!是非一度pnish見てみて下さいよー!

そんじゃ、こんなもんで。以上っ!!

2005/09/06(火) 第4部・最終話
 惚気のような会話が続き、亮君のドラ○ブBが決まる。
「35-36、コスモス組リード!亮君、実沙ちゃん、あと1ポイントや、気合い入れるんや!!」
 イチ様が、今まで見たこと無いような表情でサーブのかまえに入る。
「こんなところで俺たちが負けるわけにはいかないんだよ!」
 イチ様渾身のサーブを亮君は難なく返す。
 再び激しい打ち合いが始まった。
 試合が始まって約2時間、双方共に疲労はピークに達している。
「これで、どうだ!」
 亮君がコートぎりぎりにボールを打ち込んでいく。
「まだだっ!」
 璃奈様は持ち前のプライドからか、ダイビングをしてまでもボールを返した。
 だが、バランスを崩した璃奈様はその場に倒れ、ボールは高く打ちあがる。
「ハニーっ!!」
「私は大丈夫だ!そっちをカバーしろ!!」
 思わぬ事態で、初めてうろたえるイチ様に璃奈様が怒鳴りつけた。
 イチ様が前を向きかまえた時には亮君が高く跳んでいた。
「イチ、アレだ!かまえろ!」
 璃奈様の声に反応し、イチ様があわてて亮君を見やる。
「来い!璃奈が戻るまで俺がつないでみせる!」
「まだまだだね」
 不敵の笑みを浮かべた亮君が、ラケットを振り下ろす------!…かと見えた、が。
 その後ろからさらに高く実沙が現れる。
『なっ?!』
 亮君がすっと避けたところで、実沙が思いっきりスマッシュを打った!!
 パァンッ!と、ボールは快音をたててイチ様の横を綺麗に抜き去った。
「ゲームセット!!ウォンバイコスモス組ペア!7-6!」
 わぁぁぁぁぁぁぁっ!!!と、校内中で歓声が上がった。
「勝っちゃった…」
 聖学幼等部最強のカップルに勝ったことが信じられないのか呆然とする実沙。
「実沙」
「亮君…、私達勝った、の…?」
「そうだよ。俺たちが優勝したんだ」
 実沙と亮君の間に何とも言えないいい感じの雰囲気が流れる。
 その後ろでは、そこに割り込もうとしているつっちーをてるてると直やんが一生懸命押さえていた。
「さぁ、優勝賞品の贈呈やっ!!璃奈様特製のヤマ勘ノートやで〜!」
 直やんが指さした方向には『璃奈様特製ヤマノート』、ではなく、よくわからない、見たことのない生物がいた。
「……………………………………………ゲァァァ〜〜〜」
 ピンクのリボンをした奇妙な生き物は雄叫びを上げ口元に、紙切れが見えた。
「あの!お取り込み中申し訳ありませんが、姫様のペットでイグアナのキャサリンを見ませんでしたか?!」
 いつ復活したのか、何故か執事スーツを身にまとった十一が慌てた様子で走ってきた。
「もしかして、…アレ?」
 ハプニングには慣れっこなのか、この中で一番早く復活した璃奈様が十一に聞いた。
「は?アレとは……ああっ!キャ…キャサリン!?よけいなおやつを食べてはいけないとあれほど口を酸っぱくしていっているのに!!全くあなたは…太ったら姫様から断食の刑に処せられますよ?」
「………グゲェ…」
「それでは皆様、お騒がせいたしました」
 明らかに60kgはあろうかと思われるキャサリン(イグアナ♀・推定5歳)の巨体を軽々と持ち上げ、十一は何でもなかったようにその場を後にした。
 先ほどまでの歓喜が嘘のように屋上は静まりかえっていた。
「私の今までの苦労は何だったのーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
 実沙の心からの叫び声は、西の山へ姿を沈める夕日と共に消え去っていった…。

                                                                   [完]

2005/09/04(日) 第4部・その6
「なかなかやるな、二人とも。俺たちの愛についてこれたことは褒めよう。だがしかし!!君たちは勝てない。なぜなら、この俺のマイハニーに対する想いは天よりも高く海よりも深きものだからだぁーーーーーーっっ!!!」
 イチ様ははたして惚気以外の台詞はしゃべれないのだろうか。
 いつだって璃奈様への愛を叫んでいる気がする。
「…これだから大人気ない奴はいやなんだよ……しかたないね…」
 亮君は今まで右手で持っていたラケットを左手に持ち替えた。
「そろそろ本気出そうか。行くよ、実沙!」
「うんっ!これからが本番だよね!」
 亮君に触発され、実沙は決してうまいとは言えないが渾身の力を込めてサーブを打った。
「ふっ、甘いな」
 璃奈様は軽々とボールを返す。
「悪いけど決めさせてもらうよ」
「おおーっと、越前一体何を----!?」
 後衛にいた亮君はボールに向かって走っていったと思ったら、途中で実沙達の視界から消え去った。
 このときばかりは亮君嫌いのつっちーも目を見張った。
 実沙達の視界から消え去ったと思ったら、亮君はスライディングをしながらボールに向かっていて、ボールが目の前にきたと思ったら亮君はジャンプをしながらボールを打った。
 亮君の打ったボールは場外ホームランになるかと思ったら、いきなり落下し始めて、テニスコートに対してイニシャルのBの文字をつくった。
 もちろん、場外ホームランになるだろうと思っていたイチ様と璃奈様は反応することができずに、実沙・亮君チームの得点となった。
「うおっ?!やったで!!実沙ちゃんらが璃奈様チームに追いついたで!!こりゃあ目がよう離せんわ…6-6!!ところで今のは…ど、ドライブ…えーと…」
「まったく、技の名前も知らないで審判をやっててほしくないね」
「うっさいや!そや、B!ド○イブBや!!今更伏せ字を使わんといてとかいうツッコミはせんといて!!」
「もうバレバレだし。ねぇ、つっちー?」
「そうだぞ直也。技名を最初にいった時に伏せ字を使わなかったお前が悪い」
 ブーイングの嵐(?)に、一体人間って何だろう…、と直やんはちょっぴり悩んだ。
 はてさて、最終局面を迎え、緊張に包まれた屋上の動向を校内の先生・生徒が皆固唾をのんで見守った。
「さぁ、12ポイントのタイブレークですが、現在のポイントは6-6。ここから先は2ポイント連続でとった方の勝ちとなります。この試合を制するのは現在トップに君臨する女帝・帝王コンビなのか?!それとも次代を担う王子と姫(仮)か!」
 夕闇迫る屋上に、イチ様の黒子がぱっとライトを照らす。
 あと少しで勝てる、そう思うと急にプレッシャーが襲ってきたのか実沙の手が勝手に震え出す。
「実沙、大丈夫だよ。俺がついてるから。………俺たち二人の力を信じよう」(←ポイントアップ狙い)
「そっ、そうだよね。うん…足手まといにならないように気をつけるよ!今まで偶然で結構すごい技出せたし…信じればもっとすごいの出るかも!!」(←何かがやっぱりずれている)
 亮君の言葉で手の震えも消え、絶対大丈夫だと言う自信が実沙にみなぎってくる。
だからさ、実沙。そういう意味で言った訳じゃないんだよ
「え?何か言った?」
「別に…実沙、このまま決めるよ」
 亮君の言葉に励まされ、実沙はコートの反対側にいる二人に負ける気はどこにもなくなっていた。
 サーブの位置についた亮君がボールを高く投げ上げる----!!
「はっ!!」
「でたっ!亮君のツイストサーブ!」
「素早く璃奈様が打ち返す!!我らが実沙も負けじと打って、それをイチが打って、う、あ、…は、早すぎて実況できなーーーい!!」
 つっちーがてんてこまいまいになっている間にもすさまじい打ち合いが続く。
 その後もお互いに一歩も譲らずに1ポイントずつとっていく。
「なかなかやるな、越前亮!!」
「そっちこそ、女の割に結構やるじゃん」
「当たり前だろ!!マイハニーが貴様ごときに劣るわけがない!!」
「あ、亮君だって強いんですよ!」

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 (多分)大変お待たせいたしております。やっと架橋までやってきました。次回で缶蹴り終わります。最後は果たしてどうなるのでしょうかっっ??!!体力と気力と時間があれば、明日の夜中にアプしたいと思います。
 
 

2005/09/03(土) 第4部・その5
「別に。ただ…初心者相手に本気でくるなんて大人げないなぁと思って」
「っ、亮君!!声が大きい…」
「君もまだまだ子供だな。璃奈への愛のためならば初心者だろうが容赦はしないっ!」
「アンタもさ、こんな奴が婚約者で疲れないの?」
 いきなり話を振られ、璃奈様は一瞬驚いたような顔をした…ように見えたが、すぐにいつもの無表情になり、髪を少し整えながら言った。
「まぁ、確かに煩わしいしやかましいし精神的に子供だが、目の前にいる無味乾燥な男よりはよっぽどマシだろうな」
「それを言うならこっちだって目の前にいる女王様気取りのたいして可愛くもない女よりも俺の実沙の方が数倍もマシだけどね」
「何ぃ?!大体彼女は君のことにまるっとすりっとどこまでも気づいていないじゃないか!!俺の愛しの天使・璃奈を侮辱するとはーーー!!世界中のどこを探したって、こんな美しくてちょっぴり照れ屋さんなところがまたキュートで素晴らしいマイスイートハニーな女性は彼女しかいないっっっ!!!」
 いきなり、彼氏彼女自慢を始める3人。
 それを聞いていた彼女いない歴6年目突入の直やんは体をフルフルと震わせて怒りをあらわにしていた。
「いい加減にせいやボケェェッ!!さっきから聞くいとりゃあテニスもせぇへんでイチャこらしやがって聞いてるこっちの身ぃも考えろや!いてまうどわれぇぇぇっ!」
「何語?」(←ほら亮君帰国子女だから)
「あーだまらっしゃい!!試合始めんかコラァ沈めるでっ!!」
「どこに?」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜こんの帰国子女がぁ!!」
 亮君に悪気は全くもってない。
 いくら聖学に通っている生意気なクソガキだろうと子供なのだから好奇心が旺盛なのだ。
「な、直やん落ち着いて!!相手は年下だよ!?」
「そうだぞ直やん、ひがみはみっともないぞ」
「いい加減にしろ!!」
 ………………しぃーーーーーーーーーーん………………
 あたりに実沙の叫び声が響き渡り、屋上が一瞬静まりかえる。
「ごめん実沙」
「み、実沙。俺たちが悪かった」
「…さてと。続けるぞ、イチ」
「オッケー!マイハニー!!」
 相変わらず冷たい璃奈様と、ノリノリのイチ様が、何事もなかったかのように会話をする。
「あー……ほんなら40-15で再開やっ!!」
 直やんの言葉にイチ様がサーブの構えをとる。
「イチ、私達がリードしているからといって油断はするなよ。越前亮は既にプロに匹敵するテニスプレイヤーの腕を持っている」
「ふっふーん。彼がプロなら俺はトッププロだね。俺に任せておけば万事OKさ!さあ、行くぜっ!」
「まだまだだね」
 イチ様のサーブに挑むように、亮君はグッとラケットを握った。
 そのままイチ様のサーブを難なくと打ち返し、ボールは璃奈様の足下へと向かう。
「その言葉、そっくりそのまま返してやる」
 璃奈様が素早く返したボールは、実沙の方へ飛んでいった。
「私は…負けないっ!」
 実沙の打ったボールは相手のコートに入ったと思ったら、弾まずに戻ってきた。
 一瞬で、場の空気が固まった。
「なっ?!今、一体何が…!?そんな時はてるてる!」
「そんなこと言われてもっ!ドロップショットの一種だと思うけど…」
 屋上では混乱の空気が流れ始める。
「…………………亮君、今の何?」
 自分でやったことが信じられないのか、実沙は呆然としながら亮君に説明を求める。
「…今のは、まさか……○式…」
「聞いたことあるでーーーっ!梅組の手塚先生がプロやったころに使っとった、伝家の宝刀やろっ!わい始めて見たで!感激やーーーーっ!!」
 何というか。
 シリアスぶちこわしである。
「えっ?!何それ!?私そんなの知らないよ?!」
 しかし、普通に打っただけなのにそんなすごいことなんてできるモノだろうか。
 甚だ謎であるが、実沙ならやりかねない気がするのでOKである。
「ふっふっふっ。○式か…それでこそ倒し甲斐があるというものだ。イチ!潰すぞ!!」
 そんなこんなでいろいろあって6-6、タイブレークの6-5で年長チームがマッチポイントを迎えていた。


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