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2005/12/18(日)
あれ…?[店長]
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---------いける つっちーはねこちゃん顔負けの輝かしい笑顔でゴールテープを切った。 「よっしゃあ、逆転優勝ーーーーー!!!」 これでてるてるに許してもらえるっ、とつっちーは小躍りした。 しかし。 「ちょ…、ちょっどまったぁぁぁぁあああああっっ!!」 手錠にかけられたまま、佐々木が叫んだ。 「今のは反則じゃないのか?!道具は確かに壊していないが、この一愚民土屋透也は後半の障害物をクリアせずにすっ飛ばしてドールしたのだぞ!?そ、そんなのは反則だぁ!」 「ちっちっちっ。そんなこと言ったら、さっきの小日向の行動はどうなる?とばすどころか障害物を消しているんだぞ」 「それは理事長が戻したから万事解決ではないか!」 『あのー』 生死をかけた(つっちー的に)口げんかに、放送スピーカーからの声が割り込んだ。 『それなら、土屋透也の勝敗も理事長にご判断して頂きますか?』 「「望むところだ!」」 佐々木とつっちーが同時に叫ぶ。 かくして、つっちーの命は理事長に委ねられた。 『理事長、よろしくお願いします』 『…………………』 『理事長?』 『………………………………』 『りーーじーーちょーー?!』 『…………?……!!』 『ご決断をどうぞ』 『あーー?んーと、ダメかな?』 「何故だーーーーーーー?!」 「はーっはっはっは!だから言っただろう、この愚民めが!」 悔しそうに拳を地にぶつけるつっちーと勝ち誇った高笑いをあげるクイズ王・佐々木。 『だってさ。ルールでは「全ての障害をクリアしないと完走と見なさない」ってことになっているよ。透也君。愛に生きるのは君の勝手だけど、突っ走って周りが見えなくなったら元も子もないよ』 『聖学大運動会ルールブック〜3分で犬でも分かる上級者編〜』を片手に持ちながら(←見えないけど多分)、何故かすっごくたのしそうな理事長。 実は結構…………何も考えてなかったりする。 理事長とは対照的につっちーは奈落の底にでも落ちていったように沈んでいた。 「うぅぅ……………てるてるが………………てるてるとの約束が…」 負のオーラをまき散らせ、誰も近寄ることができない。 『さぁ、大変なことになりました!1位候補の姫乃選手、璃奈選手、土屋選手が一気にペースダウン!しかし、流石は1位候補だけあって後ろに続く者はいない!一体1位になるのは誰なのか?!』
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今までさぼっていた分を更新します。とりあえず、日記が書かれていない日の分だけ頑張ってみようかと思います。
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