徒然聖学日記
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2005年7月
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2005/07/12(火) ちょっと思ったんだけど…[店長]
ども、店長です。

タイトルにあるようにちょっと思ったんですが。ぶっちゃけ言うと、今の私にはあの量の原稿を一気に打つだけの時間がとれないので、ちまちまとここで連載していった方がいいのではないかと。
そんなわけで、第4部です。

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「実沙、大丈夫?怪我してないか?全く、お義兄さんが負けたって放送入った時、マジでびびったよ。あのとき松組が負けていなかったら手出しできなくなったお義兄さんの代わりに俺が実沙を…」
「俺の妹を何だって!?越前君はまだ体力が有り余っているようだな。さっさと梅組を倒しに行ってもらいたいね」
 実沙に言い寄る亮君の妨害をせんと、すかさず割り込んでくるつっちー。
 すかさず、2人の言い合いが始まるかと思ったがそこにさらに割り込むヤツがいた。
「その必要はない」
 ハッと全員が振り向くと屋上に通じる入り口に誰かが立っていた…。
 バックライトがまぶしく光っている。
「全くだね。俺たちの方から出向かなければならないなんて、この罪は重いよ」
「いいんだ、イチ。遅かれ速かれ決着はつけなければならないんだからな。土屋実沙、午前中の借りを返しに来たぞ」
『(柳)璃奈(様)…!!…と、イチ(様)!!』
 黒子が持っていたバックライトの光が弱まり、テニスウェアを着た二人の姿が現れる。
「何でテニスウェアで出てきてんの?ここでテニスでもする気」
「「もちろんだ!」」
 璃奈様が指を鳴らすと黒子達がわらわらと亮君と実沙ちゃんを取り囲む。
「土屋実沙、越前亮。お前達2人とダブルスで勝負だ。勝った方がこの缶蹴り大会の勝者だ」
「テニスで缶蹴り大会の勝者って…矛盾しすぎやで…」
「何か言ったか?西川直也」
「ただの独り言ですから、気にせんといてください」
 女帝・璃奈様は最キョウ(当て字はお好きにどうぞ)だった。
「さて、準備は終わったか?」
 いつの間に事が済んだのか、黒子達から解放された実沙ちゃんと亮君はテニスウェアに着替えていた。
「こんな格好してやるものなの?テニスって」
 膝上10cmはあろうかと思われるスコートを始めてはき、足がスースーする感じに実沙ちゃんは顔をしかめた。
「似合ってるよ、実沙」
「私も亮君みたいなハーフパンツがよかった」
「(背後に黒子から奪い取ったハーパンを隠しつつ)それしかなかったんだってさ」
「そっかぁ…普段こんなに短いのはかないからなぁ」
「いいじゃん、似合ってるんだから。それに、下にスパッツはいてるんだから大丈夫でしょ」
「だってなんか普通のパンツっぽいよ」
「そんなことないよ。これが正式な格好なんだから」(注:亮君のウソですから信用しちゃ駄目ですよ)
 服装のことでお互いに譲ろうとしない2人。
 そろそろ璃奈様あたりの堪忍袋の緒が切れそうだ。
「服装のことはそれくらいにして、そろそろ始めるぞ」
 黒子達が白線を引いているのを横目に、璃奈様とイチ様が位置についた。

『みんな大好き(?)缶蹴り大会』 第4部「テニスと缶と勝負の行方」

「始めるのはいいけど、こっちはまだアップしてないんだから少し時間ちょうだいよ」
「どうするマイスイートハニー」
「少し位ならいいだろう」
 璃奈様に許可をもらった亮君は早速とばかりに準備運動に入る。
 実沙も見様見真似で亮君に付いていく。
「体も暖まったことだし、まずはサーブの練習でもしてみようか」
 テニス初心者の実沙は、亮君の言葉の意味はよくわからなかったが、とにかく璃奈様とイチ様に勝つために、言われたことを頑張って吸収することにした。

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そんなわけで、何故か奴らはテニスをおっぱじめました。これ決めたのもう半年以上前の話だから何故そうなったのかは全くもって覚えていません。深く考えないでくださいな。

以上っ!


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