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2004/09/14(火)
ガブリリュック、ピアノリサイタル！
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アレクサンダーガブリリュックというピアニストをご存知でしょうか？
4年前、16歳という若さで浜松国際コンクールに優勝した少年です。
一昨年交通事故に合い、そこから奇跡的に復活を遂げた彼の演奏を聞きにいずみホールに行ってきました。
今日のプログラムの内容には驚きました！！前半から聞き応え十分な曲目でした。前半は、バッハのイタリア協奏曲、ショパンの幻想曲、リストの作品、そして後半はスクリャービンのソナタ5番から始まり、プロコフィエフのソナタ2曲と彼の持つ天才的なテクニックを堪能させてもらえた内容でした。テクニックの凄さは驚異的で、まさに天才！！今までいろいろな演奏家のコンサートに足を運びましたが、今日受けた衝撃は、5本の指に入るほどのものでした。しかし派手なテクニックだけに頼らず、音色も素晴らしく、特に弱音の響きが最高！！ショパンやリストのコンソレーションなんて、まさに彼の生み出す音色に酔わされたという感じでした。アンコールは4曲も披露してくださり、素晴らしい夜を過ごせました。まだ、彼の演奏を聞いた事のない方、是非聞いてください！ＣＤもでています。帰りにサイン会があり、ガブリリュックさんがロビーまで出てきてくださったんですが、以外にもかわいらしいまだまだ少年といった雰囲気で、ますます応援したくなりました。
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