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2008/07/12(土)
レビューin KYOTO2 二日目
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今日の一回目開演前、ロビーで友人達と話してて、両花道って、見づらいのは見づらいね、と言う話になったのです。確かに。特に前方席に居ると(見たい位置によっては後方席もだけど)、左右どちらかしか見れませんしね。右と左を同時に見るというノルマは例え一回でも達成できないものです。まぁ、囲まれてる感がするし、普段だと若干疎外感のある上手側でも、仮花道のおかげで「花道の近く♪」という感じがするので、悪くはないですが。・・・でも正直、桐生さんの場合、花道に出る機会がそもそもないし、花道が二つあったところであんまり関係ないんですよね。
友「花道どころか本舞台に出る機会もないじゃん」
あーもその通りだよチクショー!!Σ(;ノДT)
そんな桐生さんの出番なんですが、昨日は洋舞の方もあまり出てない気になってたんですが、うーん・・・、今日見てみると、昨日ほどの出てない感はなかったです。ラテンの客席降り総踊りでいないことかな。そこだけが不満と言うか寂しいです。次の景があるから仕方ないんだけどね。
日舞の方は、今日見てもやっぱり少なかったです。もうホントコレは泣くしかないわ。緞帳が降りてる時間と、桐生さんの総出演時間のどっちが長いかという勢いですよ。・・・なので、二回目のときには、私の脳内カウントですが、出てる時間を数えてみました(暇なのかよ)
一回目・・・4分半(舞台装置裏に引っ込んでる時間を除く)
二回目・・・2分半
幕が下りてる時間が、5分だそうですので、わーい、2分勝ったよ!!!ってもう何か書いててむなしいですが。
昨日、体感で5分程度と書いたときに、出演時間の割合を計算してみてました。
1時間の芝居中5分=8.3パーセント
・・・・何かもう泣いて良いかな?まあ本当は7分だったということが分かりましたし、8パーセントって事はないのでしょう。・・・あ、そういえば、上演時間は昨日は一時間と書きましたが、本当は一時間半だったみたいです。いけないいけない・・・。早速計算しなおしてみます。
1時間半の芝居中7分=7.7パーセント
って下がってますからーー!!(;´Д`)
もうホント・・・出番の話ばっかりで申し訳ないんですが、あの・・・ホントこれはないわ・・・。この演目はあと17回上演されるわけですが、17回全て見ても、総出演時間が、この芝居一本に満たないんですよ。はあああぁぁぁ。
ところで、この芝居ではどうなったんやらさっぱり分からない浮舟ですが、死んでない可能性を示す要素はあるんですよね。大君の時の差異として、
死神さんがちゅーをしてるかしてないか。
大君の中の人曰く、あれは魂を吸い取っているそうで、それをされてない浮舟は、まだ生きているわけです。でもさぁー。だったら私はちゃんと最後までやって欲しかったなあと思うのです。私の好きな場面がばっさりカットされてて、それに加えて桐生さんの出番の少なさですから、もう涙目ですよ。
好きな場面というのは、浮舟が助かって尼になった後、浮舟が生きていると知った薫が、小君をお使いに向かわせる場面です。
「どなたがお姉さまですか」
「・・・ここに居るのは、ただの尼でございます」
人への甘えとも迷いとも、そして薫とも決別するこの場面を、櫻子ちゃんの浮舟にやって欲しかったです。
あー。あとですねー。 何か・・・死神さんが二回目出てくると、
「また出てきはったわ」
とか
「うわ、出た」
とか、あまつさえ客席から笑い声まで出るそうなんですが、いやいやいや、それ別に笑うところじゃないからね!?でも今のところ、どの回もそういう話を聞いているんですよね・・・・。というか、出たところで2分半なんだから、静かに見守ってください(涙)
浮舟を一人花道で芝居させての転換は、今日も幕内うるさかったです・・・。薫様の・・・・笛がドスーン!!って、アレはホントどうにかならないの?とりあえず、人の声を封じるところから始めようか(爆)
洋舞では、ゴスペルの場面が好きです。あの時の桐生さん、プレスリー後で鬘を外したばかりなのでしょう、髪がナチュラルに降りててほどけてて可愛くて好きだー。手拍子がはいるようになると、振りも速くて元気良くて、こっちもきたきたきたーーー!!という気分になりますね。あの勢いで突っ切ってくれれば、B&W的な、爽快感が有ると思うんですが、ちょっと失速するよね。うーん。でも最後十字架に並んで手をあわせるのも、あれはあれで好きです。
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