|
2008/06/05(木)
劇団九州男「母恋しぐれ」
|
|
|
今日はお休みだったので、朝日か弁天座か、とにかくどこか劇場に行こう！と思い立ち、朝日に「劇団九州男」を見に行ってきました。ええもう何か東の姉さんがエンジョイしてるので。本来なら、じゃあちょっと篠原演芸場まで・・・と行きたいところですが、時期が時期なので（往復の交通費で南座のチケットが買える）、朝日で自重しました。
劇団九州男。大川良太郎。
何せ花吹雪以外の劇団を知らない私ですので、
「げきだんくすお」
と読むということに、劇場についてから気づきました。きゅうしゅうおとこじゃないのね・・・。大川座長と言えば、春さまも入ってるユニット、シリウスファイブのお一人ですし、私が木馬で見た芝居は、ここの借り物だと言うし、また、真ちゃんのプロフで「尊敬する人」の一人として名前が挙がってる方でもあります。とゆーわけで、ちょっとでも花吹雪と関わりのあるところを、と思い、ここにしたんでした。
内容は、花吹雪と同じく（と言うかどこでもそうなのか？）、
顔見世ミニショー→芝居→口上＆前売り券販売→ショー
と言う流れで、3時間半程度。
元々、公式を見て劇団員さんを予習して行ったんですが、顔見世で今日の芝居の出演者は全員名前入りの着物を着てた上、最後に名前を呼ばれて前に出る機会があったので、全員の顔と名前を把握できました。これは初見の客に親切ですね。名前が分かった方が馴染みも出るものね。
えー、で、芝居なんですが、口上で良ちゃん（もう良ちゃん呼ばわりかよ！）が言ってたんですが、今月は真面目な御芝居が多いそうです。そうなんかー。今日見た芝居も、ほぼシリアスで、死人率の高い芝居でした。
ある日、茶屋のおかみさん（九州男さん）が、川に飛び込もうとしていた旅人さん（良ちゃん）を店に引っ張ってきます。ホントはそれはおかみさんの勘違いで、旅人さんは川を眺めていただけだったんですが、まあ折角なんで御茶でも飲んでいきなさい、となります。しかし、旅人さんの職業がヤクザだと知った途端、御茶を引っ込めさせるおかみさん。旅人さんが訳を聞くと、昔、息子がヤクザになるといって家を出たきり帰らないのだ、だからヤクザは嫌いだ、というのです。息子の名前は恋太郎（←漢字合ってるのかわかりませんが）。じゃあ俺がその恋太郎さんを探し出して、お前さんのもとに連れて帰ってくるよ、必ず・・・！と言って、旅立つところで、一旦幕。
で、相変わらず閉まるのは一番前の幕で、転換は長かったわけです。まあセット変えなきゃいけないものね、と思って待ってたんですが、幕が開いて二場が始まると、
セット、変わってないーーー！！Σ(;´Д｀)
転換する意味あるんですかそこは！まあいいんだけど。
で、・・・あれ？もしかして話前後してるかな？二場ではなく一場だったかもしれませんが、ヤクザの集団が、茶屋に押しかけて来る場面が有ったのです。その中の親分（たくやさん）が、すごくテンション高く柄悪い役で、おかみさんに、旅人を見なかったか」と絡むわけです。
「オイババァ！！旅人をなコルァ！見なかったかコルァ！ああ！？ババァにババァ言って何がいけねェんだコルァ！！」
みたいな。その口調が恐らく笑いポイントで、常連ぽいお客さんは大変受けて、他の役者さんのセリフにかぶるほどだったんですが、・・・・正直ここは辛かったです。別に笑えないんだもん；この辺のやり取りがまた無駄に長くて、ああ、そごうで笑えなかった客の心境というのはこうi（強制終了
思いもよらないところで、人の気持ちがわかってしまいました（爆）
でもまぁ、恐らくコミカルなやり取りと言うのはこのへんだけで、あとは全編シリアスな展開が続きます。月日が流れ、渡世人姿の旅人さんが、茶屋に戻ってきます。
「息子さんを連れて帰ってめぇりやした」
「それで息子はどこに？」
「・・・目の前に」
そこで旅人さんが、旅装束を解くと、その中から、白い布に包まれた小さな箱が出てきます。
「これが・・・息子さんでさぁ」
「・・・これが！？」
息子さんがこんなことになってしまったのには訳がある、自分も関わっているんです、と旅人さんが話し始めるところで、一旦幕。
（続きます）
本文とは関係ないラストショーの良ちゃん。メガネですか！！
|
 |
|
|
前の月