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2008/05/18(日) スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」
今日は松竹座に「ヤマトタケル」を見にいってきました。


OSK以外の用事でここに入るなんて初めてですよ!
売り場のレイアウトが違う〜置いてるものも違う〜と、眺めていました。


で、御芝居なのですが、これって現代語なんですね。良かった。話わかる。そんなことも知らずに行ったわけなんですけど(行ってみたかったんだよー


全三幕というのを知って、ちょっと気が遠くなりかけたのですが、最初の一幕はあっという間に終わり、二幕目三幕目もそれほどだれることなく見れました。台詞が若干、何か話がループしてます!ミコト様ー!と思う箇所が時々あったので、その辺削ったらもうちょっと短くできるんじゃないだろーか。二幕目の、弟橘姫が、私が行きますーいやそんなことはさせられないー大御后になりたかったんですーのあたりで特にそう思いました。そうこう言ってる間に二幕目終わりましたがな。まあ良いんですけど。



スーパー歌舞伎を見たのは初めてだったんですが、いやー。すごかったです。話が、というよりは、舞台装置やアクションの派手さに引っ張られて見た感じでしたけど、松竹座でこんなことができるんですね!熊襲での立ち回り、樽が飛び交ってますけど。壁が壊れてますけど。最後には梁も落ちましたけど。



すげえええぇぇぇぇΣ( ;゜Д゜)



まあOSKで梁が落ちる機会と言うのもないと思うんですけど・・・。あと切られ役の方々が大変身軽な方達ばかりで、重力などないかのようにひらりひらりと飛び交っては切られてるので、すごいなーと思いました。ミコト様がすごく強く見えるよ!かっこえー。



私が今日観た回は、段治郎さんがミコト様、右近さんがタケヒコでした。最初の方で、ミコト様がお兄さんを誤って殺してしまう場面。



二役やってるって本気で気づかなかった。



役者さんの顔が分からないせいもあるんですが、ええ・・・あの・・・確かに片方しかいつも顔は見せてなかったんですが、そうですか・・・あれお一人でやってたんですか・・・。ミコト様とお兄さんが刀で切り結び、そのままの体勢で幕前中央にある柱の後ろに回るんですが、別に衣装換えの長さと感じられない程度の、普通に速度変わらず柱の後ろを歩いていたんだろうな程度のタイミングで出てくるんですよ。そしたらもう衣装変わってるんですよ。


早変わりってレベルじゃないよ!Σ(;゜Д゜)



どうなってるんですかそれー。
あともうどの場面でもとにかく転換のスムーズさに泣きました。GJすぎる。次々景が移ってもちゃんと変わってる感のあるセットになってるんですよ。幕前で芝居させて転換と言うのももちろんあるんだけど、ちゃんと目をそらす仕掛け(花道に出させるとか)が効いてて、流れが途切れることなくて良かったです。



お話は、えーとえーと・・・とにかく、




ミコト様の気の毒ぶりに泣いた(T^T)




それは・・・それは気の毒すぎるでしょう。
お兄さんを殺してしまうわ、しかしそれはお父さんのためを思ってのことだったのに兄殺しのせいでお父さんには嫌われるわ、でも熊襲を平定してきたらお父さん喜んでくれるよね!と思ってがんばって平定して帰ってきたら次の土地へ行かされるわ、弟橘姫(奥さんだよ)を失くすわ、それでまた次の土地へ行かされるわ、挙句の果てにヤマトへ帰れず死んでしまうわ、何かもう踏んだり蹴ったりです。



三度目の土地、伊吹山からヤマトへ帰るとき、ミコト様は伊勢で力尽きてしまいます。これ見ながら、ミコト様がんばってー><!先月桜見るためだけに伊勢から(どういうわけか)大和通って浪花まで行った人知ってるよ!と思ってたのですが、ミコト様は目覚めることなく、最後には白鳥になって、スッポンの辺りから三階席まで飛んでいってしまいました。



いつも見てる芝居と感じが違うので仕方ないのですが、それはアリなんですかーそうですかーと思う箇所がちらほらありました。


三幕で、みやず姫との結婚を進める場面。みやパパが、タケル様ーうちのみやず姫と結婚どうですかーと。で、いや、最近弟橘姫を失くしたところでーというのを聞いて、「それはちょうどいい♪・・・いやいや」といったところで、すごい笑いが出たんですけど、


それ笑うとこなんですか・・・。


そうですか・・・。
何か不謹慎な気がしてとても笑う場面ではないと思うのですが、まぁ・・・よその芝居って笑いのポイントが思わぬところにあったりするので、そういうものなのかもしれません。


あと、

●おば様の、私でも神様を慰めるくらいの色気は残ってますものねぇvというセリフ

●タケヒコの、(弟橘姫が来たところで)慰められるのはミコト様お一人ではありませんか!そんなの見せつけられても〜というセリフ

●お兄さんの、兄橘姫も大好きだけど、青い果実(=弟橘姫)も味わってみたいんじゃあぁぁぁー!というやたら魂のこもったセリフ


あたりは、そんなエロスタイムはいらんー;と思っちゃいました・・・。二番目のセリフの時の、

「じゃあ一緒に行くか」と言われて、ぱっと顔を上げる弟橘姫は可愛かったけどね*><。あと、三つ目のセリフの、お兄さんのストレートな変態ぶりも若干微笑ましかったですけどね(爆)そんなこと正直に言われたところでどうしろと言うのでしょうか。


(続きます)


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