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2008/03/23(日)
劇団花吹雪「八丈島の鬼十郎」
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今日はカリメロさんに連れられて、朝日劇場へ「劇団花吹雪」を見にいってきました。あまりにもOSK閑散期なのでOSKファンはみんなそっちに流れているとかいないとか言う劇団花吹雪。朝日劇場は、近くに居ると微妙に気まずい雰囲気になるスチルやポスターが貼ってある別の劇場と入り口が共通で、整理券を取って階段を上がると、すでにお客さんが並んでいました。
で、番号を呼ばれた順にお客さんが入場。私達は指定を取っていたので、別に並ぶことないんですが、劇場の中を見たかったので、開場に合わせて入ってみました。チケットを切ってもらい、パスのようなものを改札のようなものに通すと、係りのおばちゃんが、劇団のロゴ入りのピンクのビニール袋を渡してくれました。
よく、スポンサー公演とかイベントの一環のショーとかでは、プログラム的なものとか、チラシが入っている袋を渡してくれますよね。おばちゃんの渡してくれ方が、まさにそんな雰囲気だったので、あまり気にも留めなかったのですが、中に入って、そいやさっきの袋は何だったんだと開けてみたところ、
若座長さんの三周年記念DVD
名前入り手ぬぐい
( ゜Д゜)
こっ・・・・これ配るんですか!!??
そんなチラシを配るかのごとく配るんですか!!??
・・・・まあDVDと手ぬぐいプレゼントは、座長の春之丞さんの3周年記念企画ということで、今日だけだったみたいなんですけど。いや、それにしたってなんと気前のいいことだと思いました。ありがとう!後で見るよ! !
劇場の中は、割と狭くて、世界館くらいでしょうか・・・もっと狭いかも。お客さんいっぱいで、花道もセリもありました。今日は、元々ある座席の他に補助席と言って、背もたれのない丸い椅子が通路や立ち見位置においてあったのですが、驚いたことに、最前列の前・舞台の真下や、普通の劇場で言うところの「禁煙」のランプや時計がありそうな位置の真下にも、補助席が置いてあったんでした。
そこに椅子を置こうという発想がまずないよ。
これはどうやって見ると言うのでしょうか。舞台真下はともかく、禁煙ランプ真下席なんかは、姿勢は壁に背を付けて客席を向いてるわけです。頑張って背中ひねって見るのか。すごいなあ。まあ近いのはものすごく近いので、思わず座ってみたくなりましたが、なにせ初観劇なのでおとなしく指定取った花道横の後方席に座っていました。
さて、舞台の内容なんですが、・・・はぁ・・・。新今宮の片隅でこんなことが行われていたとは知らなかった・・・。
めっちゃ 楽 し か っ た で す 。
これは確かにはまるわ。
劇団員さんすごい綺麗なんですけど。かっこいいんですけど。殺陣上手いんですけど。
一部は御芝居で、今日は「八丈島の鬼十郎」という演目。「今日は」というのは、演目が日によって変わるからなのです。スゲエエェェェ。コレを聞くのは私で100万人目かもしれませんが、御稽古いつやってるんでしょう。
この御芝居は、主演は春之丞さんとなっていましたが、実際はどう見たって真ちゃんが主演で、春さんは鬼十郎(真ちゃん)を追う同心の吉田さん役でした。いやーしかし鬼十郎役の真ちゃんはかっこよかったですよ!指名手配もされてる悪役なんですけど。自分の指名手配のポスターを破り捨て、長髪を振り乱し、笑いながら人を切る。真っ白な着物で、岡っ引きを刺す場面があったんですが、・・・すごいですね。大衆演劇では流血アリなんですね。真っ白な着物に赤い血がついて、すごく鮮やかで印象的でした。
「鬼十郎、そなた悪(あく)よのう」
といわれて、
「俺が悪?分かってねェなぁ。俺は、・・・極悪だ!」
と返す。
かっけええええぇぇぇΣ(*´Д`)
物語は、按摩師に扮した鬼十郎が屋敷に侵入し、屋敷の旦那さんを殺してしまう場面から始まります。その旦那さんは、実は鬼十郎の弟分新吉の父親で、鬼十郎は追われることになるわけです。で、鬼十郎には「桜」という仲間で恋人の女性(拳銃が武器だよ!)が居るわけですが、この桜さんですよ。
な、何かとても綺麗な人が居るーー!!!
いや、真ちゃんも春さんも綺麗だしかっこいいんですよ。しかしこの桜さん役の「小桜京」ちゃん。所作がいちいち美しく、抜き襟の項が女としか思えないくらい色っぽい。
京姉さまぁぁー!!!(*´Д`)
という感じのすごい美人さんでした。しかもこれが男だというし。その声どうやって出してんですか!というような女性の声だし。なんかもー
リアル女より綺麗ですよ・・・orz
いや、普段リアル男よりカッコイイ人を見てるわけですが、逆の人が居るものなのですか。まさに「こんな可愛い子が女の子のはずない!」。でもショーのときは少年ぽくてこれまた可愛いしかっこいいんですよ!! なものでショーのときは、私は京ちゃんばかり見てました。
これがその京ちゃん。ショーのときなのでフツーに男役(とは言わないだろうけど)です。
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