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2008/10/08(水)
武生初日の続き
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さて公演ですが、南座に比べてみれば、桐生さんファン的には桁違いの満足度でした(7分と比べればなんだって満足だろうよと言う気もしますが) 前回よりいいものが見たいなあと思うのは当然で、時には「前のほうが良かった」となることもありますが、南座の場合そのハードルの低さがそもそも異常と言う気がしますので、・・・まあ超えてきて当然ではある・・かなあ。別に死神さんが悪いとは言わないけど。でもとにかく色んな桐生さんを見れて良かったです。
源氏の中では、
●たぬきのポンタン
●竜王
●柏木
柏木来ちゃったよ! 私の好きな柏木ですよ!!
そして、女三宮はまさかの柑奈さんでした。別に芝居をするわけではなく、歌による掛け合いなんですが、それにしても柑奈さんですか・・・。すごい抜擢ではないですか。優秀だなあ。
で、ここなんですが、初日に見たときは、柏木がすごく積極的に見えたんでした。
「貴方は愛してはいない」
「女三宮を蔑ろにされている」
「何とでも言うが良い」
って光る君に言ってるんですよね。特に三つ目・・・どんだけ強気なんだよ。絶対死んだりしないよ!すっごい二人でやって行く気満々だよこの人!!って思ったんですが、昨日見てみると、女三宮が
「お慕いするのは源氏の君様ただお一人」
と言うと、絶望したような表情になって、悲しんでいるんです。それこそこのまま死んでしまうんじゃないかと思うくらい。いや初日もやってたんだろうけど。光る君に悪く思われるのは、世間的にまずくても、別に大したことではないと思いますが、肝心の恋人が自分を好きでないのは辛いだろうな。汚らわしい恐ろしい出来事って言われちゃってるしなあ。
南座では高世さんが奪う側でしたが、今回は恋人を放置してる間に他の男にどうこうされてしまう側なのですね。
たぬきはとにかく可愛いです。獣やっても可愛いのかこの人は。耳に尻尾に、最後はミニ舞傘も持ってて超キュートです。手を丸めて、獣の手や仕草をしてるとホント可愛いわ。帰り道、友人が、タヌキと式部さんの時空はどうなっているのだと言ってましたが、うーん・・・確かにそれは謎ですね・・・。
「今年は源氏物語千年紀だろ」
「千年前の、恋物語〜〜♪」
のセリフから、現代なのかと思いますが・・・。だからアレじゃないの、千年の時を超えて戻ってきたんじゃないの。式部さんが。で、スーとポンが役をやりたいって言うのでさせてあげてるんじゃないの。最初は、これから執筆予定の話に出させてくれと言ってるのかと思って、どういうこと?と思ったんでした。
竜王は、今回の公演の中で一番かっこいいと思います。すぐ引っ込むけどね。ハタキ(違)持っての、攻撃のアクションはやっぱり桐生さんだなー!何か久々に桐生さんの動いてるとこ見たー!と言う感じでした。
(まだ続きます)
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