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2007/05/18(金)
ニュースフライデー515
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「続いては、インサイド大阪のコーナーです。ここでは記者の目で見た大阪、それから関西の様々な出来事を検証します。今日は、ハツダミノル記者の担当です。」
「はい、New OSKとききますと、多くのOBCリスナーの皆さんはきっと分かっていただけると思いますけどね」
「ラジオ大阪でも番組やってましたもんね」
「かつてはOSK日本歌劇団だったんですが、4年前に母体である近鉄から切り離されまして、一度は解散をいたしました。ところが熱心なファンと市民の支援を受けてNew OSKとして再出発をされました。今年で創立85年。現在の団員は35人を数えます。弁天町の、OSKカルチェラタン世界館を本拠に活動されてます。ところがこの4月、男役のトップスターだった大貴誠さんが、春のおどりを最後に退団されてしまいまして、5月からは大貴さんを欠いて文字通りの再出発となります」
「なるほど」
「そこで大貴さんなき後のリーダー格・・・」
「なき後って・・・亡くなったわけじゃ;」
「ええ;あの、桜花昇さんというね、素晴らしい方がいらっしゃいます。大貴さんが退団された時のお話と、今後の抱負をインタビューしました」
ここから収録部分。桜花さんのインタビュー。
「大貴さんが卒業を発表された時っていうのは・・・桜花さんご自身どんな風に感じましたか」
「突然お聞きしたので、この先…どう、前向きに進んで行こうかなと。考えました」
「桜花さんにとって、大貴さんはどんな存在でした?」
「ホントに雲の上のスターさんだったのに、気さくにいろんなことを教えていただいて、この世界の、・・・ホントにご縁のあった方なんだろうなって・・・いう、思いの・・・方です」
「えーその、サヨナラ公演となった春のおどりなんですが、どんな様子でした?」
「松竹座の正面から、紋付袴に着替えて、ブーケをもたれた大貴さんがお客様の元に出てらっしゃったんですけども、一輪ずつ薔薇を持たれたお客様に囲まれて、一生家にたどり着かないんじゃないかなーってくらいの(笑)人に囲まれてらっしゃいました」
「今後は、桜花さんが中心となってNew OSKを更に盛り上げていただきたいと思うんですが、具体的には桜花さんはどんな点をもっと良くしたいと思われますか」
「やっぱり、色んな方からたくさんのご意見を頂きたいですし、教えていただいた中で、お客様に楽しんでいただける舞台を、本当の意味で作って行きたいなと思ってます。外国は外国の、やっぱりフィーリング豊かな、お歌もお上手で、お衣装も素晴らしく・・・っていう、素晴らしいところを見ながら、日本人だからこそ作れるいい舞台ってのも有るんじゃないかなーー」
「嬉しかったメッセージってありますでしょうか」
「どんなことがあってもついていくよって言ってもらえた言葉もすごく嬉しかったです。見に来ていただいた皆様に、ああなんか幸せになれたなーーーっって思っていただけるような舞台を作っていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします」
インタビュー部分終わり。スタジオへ戻る。
「桜花さんの強い口調と眼の輝きを見ていますとね、きっと桜花さんなら、大貴さんが抜けたと言うピンチを、若い才能が伸びて、更にOSKが発展すると言うチャンスに変えてくれるんじゃないかと確信をいたしました。」
「なるほど」
「そのNew OSKの近況なんですが、来週の金曜土曜日曜、弁天町の世界館で、月例の計7回公演。桜花さんご自身の次回出演は、7月1日、生まれ故郷の奈良「いかるがホール」で「SING A SONG」と言う舞台が予定されています。大阪が誇るレビューの世界。New OSK引き続きぜひ応援したいですね。」
「そうですね。ご苦労様でした。インサイド大阪でした」
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