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2007/01/19(金)
青春の残光初日
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一月の世界館は何かあるのか。はたまたメヌエットの直近の世界館公演は鬼門なのか。
青春の残光初日。二回とも見てきました。 最初にメールニュースで出演者を見たとき、これは見にゃー!と思い、公式に簡単なあらすじが出たときえーやんえーやん!!と思い、今日吉津さんにチケットを切ってもらい受け取ったプログラムの文章を見たときもいいねいいねー!!と思ったのですが・・・
やっちまったよ・・・orz
という心境でございます。 何でこんなことになっちゃったんでしょう。 New OSKに脚本のチェック機構はないのですか。これではいかんと誰も言わなかったのか。もう天使たちとどっちがアレかという勢いなのですが、・・・天使たちのほうがマシかもと思えるかもです;
なんちゅーかとにかく、
「奥さんどうなったん?」
ですよ!婚約者が居るのにスパイに惹かれたのは良しとしましょう。そういうこともあるでしょう。スパイの方も、殺すはずの相手に情が移ってしまったのも良しとしましょう。でもね、「愛の十字架を背負って、あなたとともに生きていきます」と折さんと結婚しといて、
スパイとハッピーエンドはないと思うんだ!!
いやーまあ、とにかく先が読めない展開では有りました。
「私の罪が全て許されるとは思わない。もう一度二人でやり直そう。」と、フィオラと生きていくことを誓った時は、
妥当にフィオラエンドか。
と思ったのですが、その次手紙書き出すではありませんか。しかもその手紙の内容が、「この二年間君を忘れたことはない。今でも君を心から愛している。もう一度会いたい」ですよ!ありえねーよ!まあそれも、
えっと・・・同時攻略でハーレムエンドですか?
なんですが、エリックはそれでは終わりませんでした。 10年間、その日付には一輪の薔薇を持って約束の場所で待機。そして10年目にして、木乃香ちゃんが約束の場所に登場。
「随分道に迷っていたんだな」 「迷ってたのは、あなたのせいよ」 (二人抱き合い、手をとりあって舞台奥へ)
木乃香エンドかよ(;´Д`)!!!
えええ!?それはありえなくねー!?と思うではありませんか。 2年間の間に、折さんが亡くなったとか、不仲で離婚したとか、そんなんならともかくとして、そんな描写は一切なし。もし2年前と変わりないとしたら、折さんは「一生あなたとともに生きていく」といったエリックを信じているでしょう。まあそれだって、エリックはフィオラへの罪悪感と義務感から結婚しただけで、結局好きなのはジャンヌなのではありませんか。そんなの全然嬉しくないよなあ。もうフィオラが気の毒で気の毒で。もう撃っちゃってもいいよこの人!と思う勢いです。まあ銃で3回撃ったくらいでは死にませんけど。
私はとにかく、このストーリー上の不道徳感がどうもダメでした;・・・が、本来私的にはそれほど気にするポイントでもないんだけどなあ。婚約者が居ても、道に背いてても、好きだったらどうしようもないんだ!というのはあると思うので。(例:エドとエレン)そういう、自分でもどうにもならないんだ!という感じが出てればいいんですが、そういうわけでもなかったしなあ(しかしこれは演じようによっては今後どうにかなるかも)。折さんだって、エリックの心が自分からもう離れてることも、他に好きな人が居ることも全て承知した上で、でも嫌いになれない、それでもいいからそばに居たい、愛しているというのなら、それがフィオラの愛し方というのもアリかと思うんですが、アレは何も知らなさそうだしなあ。(だから余計気の毒なんだよ;)
あと、話の詰めがとにかく甘すぎます。 夜だけでいい、あなたに会いたいと誘惑して密会を重ねるのはいいです。エロくて(をい)(あっ、あと、兄と似ているからそばに居て欲しい、愛してるというのも背徳的でいいですね)でも、亡命しない?って言って、その待ち合わせ場所で殺そうとするってどーよ。
君ら毎晩毎晩会ってたんちゃうん。
その時にさっさと殺しとけばいいではないですか。 亡命の場に呼び出して撃つよりよっぽど殺しやすそうなものですが。(わーわーわー///;)(まあその辺は、スパイだけに枕情報目的もあったのかと親切解釈)(エリックならぽろっと言いそうだもんな(毒))計画失敗した木乃香ちゃんを、組織が生かしとくのも変。失敗した上に元は敵国の人間ともなれば、殺されそうなものでしょう。
あー、あと、最初に公式で載ってた「一週間」という縛り。 コレもなあ・・・。
全 く 無 視 。
一週間どころか、12年かかってました。 とりあえず、ジャンヌが最初に出した手紙の内容が「一週間後に橋のたもとで待っています」ですから(爆)もうここで一週間無駄遣いです。(※訂正。ここは「今度の日曜日」ですね。一週間後なのは亡命の待ち合わせのときね)この一週間という縛りが良かったのに。短期間だけど鮮烈で情熱的な出来事ってかんじでさー。
もう何かこんな感想ばかりでアレですが・・・。あ、キティは可愛かったです。こころちゃんは世界館におけるメイド役者だなあ。そいや、舞踏会の音楽が、「セレナード第13番ト長調 アイネ・クライネ・ナハトムジーク第3楽章」でした。メヌエット・・・orz あと、今までOSKにおける曲の使いまわしは日常茶飯事でしたが、今回は恐らく最速だと思われます。
「Child in paradise」
それこの前の日曜に聞きましたけど。今日金曜ですけど。 もう春のおどりとタイニィの月光値千金どころの話じゃないよ(笑)コレは何ぼなんでも最近すぎだと思いますが・・・。
あ、あとねーエリックの手紙って誰が取り次いd(もうキリがないから!
明日も世界館行きます。
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