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2006/09/08(金) 華麗なるメヌエット@奈良テレビ2
エヴァンゲリオンの新作映画が決定したそうです。
来年7月から全4作。気長いな・・・。来年のこの頃って何をしてるんでしょうか。映画と言えば、デスノートの後編はちゃんと公開されるのかというのも気になるところです。スポーツ新聞には「お蔵入りの可能性も」とか書かれてたんですが・・・ううう、それはやだなあ。


さて、今日は「華麗なるメヌエット」後編でした。軽くおさらい後CMで、クリスティーネのお稽古場の場面から最後まで。先週はそれほどではありませんでしたが、今週は、初日初回にかなり衝撃を受けた「コンスタンツェ生き返り」含め、厳しい場面が続きましたので、見ていてつい俯きたくなるような・・・そんな感じでした。あぅぅ・・・。


カールが、ワインを口にする場面では、平松さんのナレーションが入っていたのですが、それが

「彼は、グラスに注いだワインを一気に飲みこみます」

となっていました。(前後に文章はなし。いきなり「彼は」から始まるので、「彼」が誰を指すのかの明示はされません)そして、葬式の場面では

「現れたのは、死んだはずのアマデウス」

のナレーション。
となると、やっぱり、カールが何も言わずに部屋に来るのは、アマデウスが死んだと思わせるミスリードだったと思うのですが、だとすると、葬式の場面は詰めが甘いなあと思います。もっと「えっ?そうだったの!?」的な盛り上げ方をすればいいのに。なもので、ここは上演時にはミスリードではなく、単に説明不足(あれじゃ毒を飲んだのがカールってわかりにくいじゃん!)とされてしまったように思いますが、・・・いや、でも実際どっちなのかなあ(´`;)ただホントに何も考えてなかっただけなのかも・・・というのは、お稽古の段階では、カールが部屋に入るとき、モーツァルトさぁん〜失礼しまーす的な挨拶があったそうなので。まあそれより何より、


あんなところにグラスはしまわんだろ


というのが最大のアレかもしれません(笑)


何というか、綾羽脚本は、こうなればドラマチックでしょ?というのにキャラの行動を合わせるばかりに、理由も過程も吹っ飛んでる気がします。

たとえば、愛の旋律で、ロベルトが亡くなる場面。ものすごく今更ですが、あれは精神の病気でいきなりあんなふうに死ぬの?という気がします。

今回ので言うと、

・カールは何でいきなり人の家入って来てワイン飲むのん?

です。
愛の旋律は、あの死因の「ええっ?(汗」以上に素晴らしいものがたくさんあったので、いいじゃん!そんなん気にするなよ!と思えたのですが、今回はそれで押し切れなかったなあという感じです。だってやっぱおかしいだろ・・・。もう何か、「死なせるために飲ませている」よなあ。ハイドンと会った時、カールはかなり酔っ払っていましたので、「酒好き」という複線はあるかもしれませんが、それにしたって、人の家のワインを勝手に飲むようなことは普通はしないと思うんですが・・・。(「ワインをくれ!」(がちゃーんぱりーん)ってやってたのが、芝居ではなく実は地で、酒が絡むと理性が飛ぶと言う複線なんでしょうか・・)(親切解釈だな・・)


まあ他にも、アマデウスは夕方まで何しとったん!とかね・・あるんですけど。夕方までコンスタンツェとカールの死を知らず、教会に行くためには、アマデウスは、

・自宅玄関に鍵をかけない
・コンスタンツェの家に行くが、道の途中でも向こうの家でもコンスタンツェに会わない
・コンパパに「さっき帰ったよ」と言われようが(すれ違いになってコンスタンツェの家に行ったならこう言われるはず)、コンスタンツェが「すぐ戻ります」といって家を出ようが、自宅に戻らない(戻るとカールとコンスタンツェの死体を見るから)
・家に戻る場合は、死体が運び出された後に限る。
・そしてどういうわけか教会に行く

という条件を満たさなければなりません。

で き る かー ー ー! ! !
そいやクリスティーネとイザベラは何で教会でカールの葬式やってるって知ってるの?とかもね・・・ありますね・・・。

イザベラは、コンスタンツェが生き返ったとき、咄嗟にカールの棺を見るのですが、カールはやっぱり死んだままで、絶望したように泣きながら去っていくんですよね。それが悲しくて辛くて、トモはやっぱりすごいなあ!と思いました。そうだよねえ。あの場では人が死んでいて、それで泣く人がいるんです。なのにその死体を前に二人が愛を語り合ってるのも何か違うよなあ。互いに、あなたなしでは生きていけないと言っていた二人ですので、好きな人が生きていて良かったね、とは思いますが。


えー、そして、今週のサリエリ様ですが、「さよならアマデウス」の、投げキッスが映っていたので満足でした。ふぅぅ〜〜やっぱりカッコイイですね。レクイエムを依頼しに来るところで、特にワインを渡すところは、桐生さんはものすごく細やかに芝居をしていたのですが、ここは短縮気味で残念でした。仮面をはずすところはアップにしてほしかったなあ。(思いっきり引きでした)


最後に、

「サリエリや偽アマデウスなどの登場で、楽しくドラマチックな作品になったと思います。モーツァルトの音楽を聴き、華麗なるメヌエットを思い出していただけたら幸いです

と平松さんのナレーションが流れるのですが、そこまでポジティブになれないなあと思いました。うう・・・なんか今日はテンションも上がらないわ・・。来週は、ショーのほうをやるそうです。NOISY!NOISY!!なるべく長く映ってるといいなーーーっ。


※何か可愛いかと思って載せてみるコンスタンツェパパ。


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