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2006/08/06(日) 祭の夜
ひぐらしのく頃に

というゲームをご存知でしょうか。
元は、「07th Expansion」というサークルが制作した同人ゲームなのですが、その練りこまれたシナリオの面白さ、完成度の高さが話題となり、シリーズ10万枚を売り上げ、テレビアニメ化までされた人気作品です。かつて、同人ゲームでありながら「その二次創作が出る」「オンリーイベントが開かれた」「テレビアニメ化された」作品として、「月姫」というゲームがありましたが、「ひぐらし〜」はそれ以来のヒットと言われています。

ジャンルとしては、シナリオを読み進めていく「ビジュアルノベル」なのですが、選択肢によるシナリオの分岐はなく、ホントにただ文章を読んでいくだけのゲームです。てかそれゲームじゃないじゃん、って感じなのですが、この作品は、同じキャラクター、同じ設定で、違う物語が展開する4編から成っており、

鬼隠し編
綿流し編
祟殺し編
暇潰し編


と呼ばれるこれら4つのストーリーは、それぞれ違う結末を迎えますが、その中で発生する謎は一切解決されずに終わります。読み手は、これらの話を読み比べながら、真相を推理し、4編全てに共通する背景を解き明かす、というわけです。ちなみに、これらの解答編となる「解」4編もすでに発表されており(※追記注:解の最終話「祭囃し編」は、発売は発表されていますが、実際の発売はまだです。あともうちょっと(13日=アピオ二日目)ですが)これらが発表になる前、色んなプレイヤーが自サイトで推理を披露したり、意見を述べ合うコミュニティができたりしましたが、その正解率はわずか1パーセントだったと言われています。


・・・で、今、一番最初のシナリオ「鬼隠し編」をやっているのですが、


怖ウェーーーーーーーーー!!!(泪)


ああっ



でも



面白い・・・!!


なんだもう!これ書いた人は天才かーーー!!
ストーリーとしては、和風ホラーというか、昭和の田舎で祭の夜に起きる怪死事件とかそんなんなんですが、はっきり言ってめちゃくちゃ怖いです(泪)いえ、ブラインドで怖いといってる人のいうことなので、あれなんですけど、もう文章おくる手が震えるほどです。でも面白いのよ orz だから続きが読みたいんですが、でも怖い!でもー!という、そういう状態です。

登場人物が、男主人公に可愛い女の子数名と言う、いかにもそっち系のゲームなのですが、あーもー全然!!最初の方は、「ホントにホラーなのか」というようなのんびりしたエピソードばかりなのですが、それが急変し、悲劇に向かう落差がすごいです。


ちなみに、このアニメ版が今ヤフー動画で配信されています。
http://streaming.yahoo.co.jp/p/y/bch/00001/
五話までなら無料(ヤフープレミアムかヤフーBBに入ってる人なら十話まで)で見れますので、是非!是非!!見てみてください。五話まででも鬼隠し編の最後まで見れます。可愛らしい絵柄で、一話はめっちゃほのぼのしてるので、こんなものか?と思ってしまいますが、二話以降は一気に見てしまいました。(オープニングの歌詞も怖くて雰囲気にあってて良く出来ています)


ところで、アニメ版のほうは、感想サイトをめぐっていると「ゲームに比べて展開が速すぎて怖さが激減」という評が多いのですが、怖い怖いと評判の綿流し編は、アニメでもめちゃくちゃ怖かったです(泪)放送してた当時はもちろん深夜番組だったのですが、あれを深夜にリアルで見るのは拷問です。
綿流し編はまだプレイしてませんが、アレで激減ならゲームはどんだけ怖いんだ(泪)


で、前振りが長くなりましたが、要はOSKでもこんなホラーやったら面白いかもね!と言う話でした。いや、もうアニメ版で心底、演技の力ってすごいー!と思ったのですよ!今まで他の役とか見てきてよく知ってる声優さんの芝居でも、全然知らない人のように怖い。伝えると力というのは偉大だなあと思いました。OSKだと、より劇団員さんに接する機会が多くて通常時をイメージできる分、芝居時との落差が大きくて面白いかなあと・・・。


えー、ちなみに、ひぐらし〜をOSKキャストで考えると(絶対にないでしょうが)櫻子ちゃん、木乃香ちゃんは絶対入れたいところです。

レナ=朝香櫻子
魅音=森野木乃香


かな・・・。あ、折さんもいいな。とにかく、怖い時と可愛い時の落差がすごそうな人で。櫻子ちゃんはマジで怖そうだ・・・・。


●記者会見時のご挨拶。桐生さんのは、

「桐生麻耶でございます。ワールドカップを見て、私は久しぶりに自分達が出てる舞台以外でとても興奮したのですけど、ある意味ワールドカップも「祭」の一つで、それに近いような私達の舞台で、皆様も興奮して楽しんでいただけるよう、大事に舞台を作り上げて行きたいと思います。よろしくお願いいたします。」

でした。


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