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2006/05/02(火)
如何に為すべきか
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名古屋の千秋楽の日、虹架さんと話していたとき。
私「虹架さんの武士、頼朝様のこと大好きでしょう」 虹「はい!一生ついていこうって思ってるんです。」 私「で、義経のことは嫌いなんですよね?(笑」 虹「はい。何で分かるんですか」
そりゃわかるっちゅうの・・・。
頼朝様の歌(伊豆〜に〜流罪のこの〜頼朝〜♪)のとき、淳ちゃんつばさちん虹架さんの武士が下手から出てくるんですが、そのときの目の輝きが虹架さんだけ違っていたのでした。もうすっごい嬉しそうに頼朝様のこと見てるんですよ!(笑)すごいやる気のある武士なんだろうなあ。仲間にちょっと制されるような振りのとき、何故止める!と言わんばかりの表情でしたし、つばさちんと淳ちゃんがしゃがんで、その後ろに手をかけて立っているときは、誇らしげに頼朝様の方を見て大きく頷いていました。最後の決めの振り・・・分かりますか。手を広げて顔をすっと前に向ける振りなんですが、それが一番びしっと決まっていたのも虹架さんでした。
いつだったか、義経が来て頼朝様に「私の弟義経だ」と言われたとき、
「はぁ?何コイツ?弟??」
って顔をして義経を睨んでいたことがありましたが、まあそこまでは行かないにしても、何かコイツは信用ならんなーという顔をしてて、あーもホントにこの人は頼朝様好きだな!!と思いました(笑)だから分かるも何もそういう芝居してるんですが・・。無意識なんでしょうか。
虹架さんは一の谷でも武士をしていましたが、義経軍の勝利で、スポットが消える間際「にっ」と不敵に笑ってみせるような表情もしてまして、そのタイミングがまた上手いなーと思ったものですが、「ええ;そんなんしてましたか」と仰ってましたので、こちらも無意識なのですね。うーまあいいけど。なんて言うのでしょうか、男役をやってるときの虹架さんは、ワイルドな美少年と言う感じがして大変よかったです。娘役も悪くないけど、娘やるにはちょっと濃すぎると思うんだよなあ。あ、でもラブゲームの女の子は良かったですけど。黒のタンクトップみたいの着たショートの女の子。ああいうボーイッシュな感じならいいな。
ところで、頼朝様ですが、
「私は源氏の嫡流」
と歌ってますが、母親の出自が良かったことから、実際は三男ながら頼朝様が嫡男として扱われていたようですね。なのに自分で「嫡流」と歌い、清盛様が義経のほうを「嫡男」と歌ってたわけですか・・・(^^;そりゃ、のびのびと生きてまいったようじゃのう〜はぁーっはっはっと嫌味の一つも言いたくもなります(汗)
それにしても、常磐の美しさに心奪われて義経たちを助け、継母に頼まれて頼朝を殺さなかったあたり、清盛様は
ママキャラに弱い
と言うことなんですかね・・(あわわわ)ママキャラって言うか人妻?(もっとダメだよ! いや、きっといい人だったんだ! 義経記によると、常磐親子助命の辺りは、
「(常磐が)私のものになるなら、(源氏の)子孫が後々どのような敵になってもかまわない」
的なことが書いてありまして、(原文なので読み取りエラーかもしれませんが)それで清盛様が常磐にお手紙とか書いて常磐がついに言うこと聞いたという感じになっていました。お・・お手紙書いてたの清盛様・・・!可愛い(そこか) ていうか、それでええのん?;清盛様ー!と思わんでもないですが、まあ義経記なので、こういう書き方になってるのかなあ。平家物語にはこの辺の記述が無かった・・と思います。ちゃんと読んでないだけかもしれませんが。
ところで、虹架さんは高世さんファンの間で人気があるという話らしいのですが、それは何かキャラ的に通じるものがあるということでしょうか。いや、頼朝ファンという共通点とか?(笑)(そういうことなの?
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