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2005/08/03(水)
明後日は世界館
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妹の大学へ行く。妹は試験期間中なので、試験が済むまで、生協の本屋や図書館で時間つぶし。で、その時に大学図書館で、西鶴の「好色五人女」を読みました。
私が読んだのは、何か日本文学全集みたいのの一冊。ページの上に注、真ん中に原文、下に現代語訳が書いてあって、章毎に最初のページに大訳が載っている。誰の訳か、どこの出版社かはチェックしなかったので、どの本かっていうのが全く分からないんですが(ダメじゃないか)、なんか白い表紙の上等そうな本でした。
家の古典文学体系にも、西鶴作品集はあって、好色五人女も入ってたのですが、何しろ原文。お夏清十郎の、清十郎サマがいかにもてたか書いてある辺りまでは読んだんですが、その先がほとんど分からず(汗)主語はないわあってもいつの間にか入れ替わってるかで、スイマセン今何の話してるんですか?状態。これより古い平家物語の方が読みやすいってどーゆうことよ。なので、現代語訳を探して読んだんですが、
…あー…、これ、現代語に訳してても分かりにくいわ…(-.-;)
まあそれはおいといて…。 で、とりあえず、今度やる三編を先に読みました。この中では、お七が良かったかなあ。恋するあまり、火事になればもう一度あの人に会えるかもしれない、と(二人は火事がきっかけで出会っている)火をつける。原文ではさらっと、お七が火をつけてそれを認めた、大変気の毒なことだ、くらいなんですが、思いつめるあまり火を手にしてしまう一瞬の狂気みたいな、そしてきっとその直後、我にかえって罪の重さを嘆くような、その辺の描写を、若木さんなら上手くやってくれるんじゃないかと思います。いや、そもそもそんな描写があるのかわかんないですが(汗)
ところで、男は三編とも大貴さんがやるとして、ヒロインはどうするんだろう?若木さん水無月さんトモが一人ずつ…ってことはないか?何か本を読む限りでは、どのヒロインでも若木さんであってる感じなので(キャラはみんな違うんですが)、全部大貴若木なんかなーとも思いますが。
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