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2005/08/31(水)
暴力団・銃器追放キャンペーン本題
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昨日の「暴力団・銃器追放ミュージカル」 いや、すごい舞台でした。まず場所がすごかった。電車の外の風景からして、奈良にそんなところがあったなんて・・(日本にそんなところがあったなんて・・by春川ナオミ)状態で、延々乗ってるうちに、車内もだんだん人が少なくなっていきまして、ああなんかこの感覚覚えがあるわ、そうか、武生か!と思ったりしてました。
駅についてからは、看板が出てたのでそれに従って行ったらあっさり到着。行き方調べてこなかったので助かりました。親切あらかしホール。そして開演してからは、延々と来賓の挨拶やら紹介やらが続き、まあこういうのには付き物なので待つのは慣れちゃいるんですが、あと、吹奏楽部の演奏もありまして、こっちはドラえもんやサザエさんや時代劇メドレーで、一体どういう選曲なんだ、みんな中学生なんだろ;?と微妙な心持で、まあそんな感じだったんですが、公演は面白かったです。いや、面白いと言うのを素直に取られても違うんですが。
とにかく何かテンションが高かったです。というか微妙(笑)まだ幕も閉まった状態で、
「あーゆーれでぃ〜?わーん、つー、わんつーすりふぉー!」(萌ちゃんの声)
う。うおおぉ!(゜゜;)いきなり飛ばしてます!そして幕が開いて、ダンスシーン。どうやらダンス教室のレッスンのようです。で、ひとしきり踊ったあと、萌先生が生徒の蒼音君(役名)と琴野さん(役名)に指導してるところに、桂稀平松やくざ夫妻登場。
「お邪魔しまっせぇ〜〜」
桂稀さん紫スーツです!カタギじゃないスーツが大変よく似合うのは萌ちゃんですが、桂稀さんもなかなか;平松さんは黒に模様の入った着物でこれまたカッコイイ;平松さんなんか2,3日前まで可愛い花嫁さんだったはずで、まあ確かにどっちも奥さんですが役柄の差がスゴイです(笑;)でも大変はまっててお似合い。そして、おびえる生徒達を横目に、萌先生に絡む二人。
「レッスンの申し込みですか」 「レッスンて何じゃい。」 「お兄さん、アンタカッコイイね」
あの。。平松姐さん。横にいるのは旦那じゃないんですか。 表情こわばる萌先生に、夫妻が絡むんですが、それが昨日の写真です。 まあだんだんこの辺から見てる我々の肩が震えてきたのですが(笑)(スミマセン・・ 萌先生にダンス教室の騒音がどうのと因縁をつける二人。
「お兄さん、わかんないのかい?あたし達困ってんだよ」 「どんなことで・・」 「わからんのかいな。防音工事と床の工事をしてもらわんと」(ぺらり、と紙を渡す) 「・・・三千万!!?」 「これは今流行のリフォーム詐欺だ!」 「やかましいわ!!」
あ、だ、ダメだ(^^;なんか書いてるだけで笑いが。何その微妙なノリ! で、まあここからダンスバトルになりまして、そこへ婦人警官(トモ)がやってくるんですが、ここでもそのノリ炸裂。
じゃじゃーーん(音楽) 婦警さん「私の顔に見覚えはありませんか?」 やくざ夫「はは〜〜〜上様・・!とでも言いたいところだが、知らねェな」 じゃじゃーん(音楽) こころ少年「だったら僕がお教えしましょう!この方は恐れ多くも大岡越前警部様なのだ!」 やくざ夫「平成の時代に通用する名前じゃねェな」
なんでそんなとこだけ冷静なんですか>やくざ夫
こころ少年「それでは、僕の顔には見覚えありませんか?俺だよ!おれおれおれ。ダンスの稽古してるんだけど、今月の授業料、振り込んでくれないかなあ〜」 大岡越前警部「ぼうや、それはオレオレ詐欺じゃないの!」
スイマセン!もう訳わかりません・・・!!(笑) そして、それじゃあ、もう一度よく僕の顔を見てくれないかな、と、こころ少年がメガネをはずすんですが、ここで桂稀平松やくざ夫妻の顔色が一変。
「大岡様!この子はオレオレ詐欺じゃありません!別れ別れになっていた私達の本当の子なんです!!」
な ん じ ゃ そりゃあぁぁあ・・・!!(笑涙)
「パパママは相変わらずやくざさんなの」 「やくざさんなんて言わないでくださいましよ、私のぼうや」(←ホントにこんな台詞) 「ぼうやなんて言わないでくださいましよ、僕のパパママ。(←ホントにこんな台詞)パパママのやってるのは完全なぼーりょくこーいのリフォーム詐欺じゃないかっ。僕はそんなふうにはならないよ。ぼーりょくの追放だ!」 (おおお〜〜と周りの賞賛のまなざし)
もう何かとばし過ぎです。 シメとしては、「お前を塾にやっていい大学に入れていい会社に入れたくてこんなことを・・」と言う夫妻にこころ少年が、古いなぁパパママ。もう一度三人で暮らそうよ」となって、萌先生が、これからもダンス教室を使わせてください、よろしくおねがいします!となって、よーし★じゃあみんなで踊ろう!と、テーマソングを全員で合唱するのでした。 そう、テーマソングもあったのです。これもすごかった。何せ、
「ぴすとる〜ノーノーノー♪ナイフも〜ノーノーノー♪暴力追放〜おーーっけーーい★」 「脅しも〜ノーノーノー♪麻薬も〜ノーノーノー♪暴力追放〜おーーっけーーい★」
ですから・・。しかし大変印象的であるといえます。しかもこの部分が結構繰り返して歌われまして、しばらく頭の中ぐるぐる廻ってました(笑)なんか、「消えないんだよ、痛みが!」みたいな。いや別に痛くはないですが。もてもてってどんなこと〜?及び京で一番の和菓子の店並みのインパクトです。
最後は、トモによるメンバー紹介(武生形式のあれです)に、We Love OSKの合唱で終わりでした。大体20分くらい??時間にすると短いですが、そんなわけで、私は大いに楽しみました。またこんなんあったら行きたいかも・・・(笑)場所のおかげもあって、ちょっとした小旅行気分だった今回の公演でした(どんな旅行だよ)
※「この子は私達の子供です」の場面(多分)一般客の反応はどうだったんだろうか(^^;
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