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2005/06/01(水)
今日はレディレイン
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肖像画前、絵の中からレディレインが現われる。
「ヒルデブラント伯爵様?・・・本当に?」
そして、ジェラールの顔を良く見て、「間違いないわ。どれほどの月日、あなたをお待ち申し上げていたことでしょう」と、抱くのですが、二回目見たときに、まずここでうるるとなったです;一回目見て、レディレインが肖像画に心を移して待ち続けた経緯も知ってるわけですから。どれだけ嬉しかっただろうなーと。 えーところで、このとき、ジェラールとクリスは人形のように固まっておりまして、いきなり二人が固まって絵の中の女の人が出てきたら、周りのお客さんはびっくりするだろうなーとか思ってたんですが、ここは時間が止まってるという解釈を頂きました。そそそ、そうですか・・・(///;)ってか、そう考えるのが普通かな(汗) そして、「思い出して。私はレディレイン」 と声が響き暗転。
再びライトがつくと、クリスだけが舞台に残っていて、ここからちょっとした説明になるんですが、時系列で言うと、ここだけは物語が全て終わったあとということでいいんでしょうか(でないと、終盤でクリスがレディを見て驚く場面は不自然) もうお分かりでしょうが、ジェラールが毎夜夢に見る少女が、肖像画の女性=レディレインです、と。べつに隠すネタでもないのでさっさと進めてくれてよかった。いや、なんか、OSKの芝居ってもうそればれてるから!ってネタをいつまでも隠す傾向があるような気がしてたので(例:翼ある者・ブラインド)そして、それは一途な恋のなせる業。前世の記憶をたどっているからかもしれませんね〜と言う話に絡めて、客席降り。お客さんを一人あてて、
「あなたには大切な人はいますか?」
とききます。私はこれあてられなかったんですが、うー。あてて欲しかったなあー! 「います」と応えた場合。「そうですか!あなたのパートナーも、前世からの長いお付き合いだったのかもしれませんよ。」とクリスが応えるんですねー。爽加さんに前世からのお付き合い認定してもらえるよ! 大楽には、ゆかりさんが「あっ!そこの素敵なマドモアゼル」と言ってあてられてました。いーないーなー。すてきなまどもあぜるだってさ。初日二回目だったかには、まみさんの旦那さんがあてられてたんですが、「いません」って応えてらしたような(^^;(い、いいんですか;
えー、ちなみに、あてられませんでしたが、midoriさん(爽加さんファン)や私の場合、以下の回答が考えられます。
midoriさん「あなたです」 私「多分裏で着替えてると思います」
・・・いや、言いませんけどね?(当たり前です)
えーと、クリスの説明ですが、・・・スイマセン。あんまり覚えてません;1831年・・でしたっけ?・・・そうですね?えーとえーと、シャルル10世が退位に追い込まれ、7月革命が終わった頃・・・・まあそんな頃の話らしいです・・が、うーん。・・ここって1831年て言ってましたよねえ?あとでこの辺のことについて調べたんですが(こういうときは熱心ですね)、だとすると、ここはちょっと突っ込みどころかなあと。
1830年の7月革命により、フランスの復古王政が立憲君主制に移行し、「市民革命」が終了。それが、周辺各国に伝播し、ベルギー及びポーランドでも独立運動が起こったわけ・・な・・んですが。うー。ベルギーでは、1830年にオランダからの独立を果たしており(正式に王が即位し立憲王国となったのは翌年)、運動が起こったのは1830年8月なんですね。しかしそれだと、1831年のはずの舞台で「つい先日ベルギーでも起こったばかりではないか」というフランツお兄様の台詞はあれー?だなあと。
えー・・ちなみに、ポーランドの独立運動は、7月革命やベルギー独立が伝えられた1830年11月に起こってます。
・・・やっぱこれ「つい先日」じゃないよお兄様!仮に、お兄様たちのいるのが1830年の間違いだったとしても3ヶ月あいてるっつーの。なんでしょうか、これは外国だからでしょうか。電車が二時間遅れるのが当然と言うその感覚でしょうか(たぶん違います
ポーランドは、運動を起こしてから一度革命政府を樹立してます。それが1831年1月。31年に入ってから一月しかたってないうちにここまでやれてるんだから、ヨハンの「たった今知らせが入った。ポーランドで独立運動が起こった」はなんか合ってないです。あー、この頃メールとかないから、情報届くの遅いのかしら・・・。フランツの爵位継承パーティーが何月の話か分かりませんが、あれって冬には見えないしなー。下手したら11月の情報を春ごろ受け取ってることになりますが。うーん・・・しかしそれはさすがに遅すぎるよなあ?
えーまあ、そんなことはどうでもいいといえばいいんですけど。いや、それとも私がちゃんと聞いてなかったのかなあ; ここは長い説明台詞でしたが、爽加さんはうまくやってたと思います。この間に、若木さんと桐生さんが着替えてるわけですが、つ な ぎ で す!って感じはあまりしなかった。てか、今回ショーも含めて人の出入りがすごく上手かったと思います。(一番上手い工夫は、終盤の若木さんの喪服→白ドレス) 「ジェラールは、・・・いいえ。ヒルデブラントは、オーストリアにいます」 というクリスの台詞で、次の場面へ続きます。
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