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2005/05/05(木) しあさっては桜まつりですよー
昨日は奈良の山奥に旅行に行っておりました。携帯もつながらないようなとこ(笑)常に圏外。おかげでサイト巡りも全くできず。帰ってきてやっと見れたぜ!ただいまmyPC!(T^T)

お寺に行ったり、山に登ったりしていたのですが、えー・・なにしろ只今のブームは六條山なものですから、考えるのもそのことばかり。歓喜についてあれが良かったコレが良かったって書きたいはずなのに、何で六條山なんだーもー!!と思ってたら、青木さんが同じこと書いてて笑いました(^^;なので、もう気がすむまで六條山のこと書いていたいと思います。歓喜は、瑞穂さんや華崎さんがちゃんとしたの書いてくれてるしなー。


山に登って、下を眺めながら、「もうずいぶん上って参りましてございます」と言ってる陵さんを思い出したり、このときの和子女王は陵さんの話をスルーしすぎだと思ったり(暗くなってきたから帰ろうというのを3回は流してたと思う)、こういうところなら「東にあるから東山」ごっこができるんじゃないかと思ったり。あ、関係ないですが、私はこのときの桓武天皇の「朱雀大路と平行して流れる川が見えるかな」の、「見えるかな」の言い方が好きです(ホントに関係ない)

お寺には花山天皇(正確には花山法皇)の絵がかかってて、あーー。ホントにこんな衣装なんだぁ・・と思いながら見てました。あの頭巾みたいの。しかし、絵で見る限りは・・・あんまり・・・かわいくもかっこよくも・・・n(略
高倉天皇にしてもそうなんですけどね。やっぱきりゅーさんのよーにはいかんか・・


さて、六條山の難点なんですが、その一つが小南陵さんの語りであるとゆーのは、私も同感です。なんでそんな微妙なところで切るんだよーと言うところで切る。忘れたのかと心配するような沈黙がある。(もしかしたら「ため」かもしれないが)それが特に顕著だったのが、清盛のあたりだったと思うんですが、この辺は高倉天皇のときにでも。

でもなー脚本も良くないと思うんですよ。芝居の前後に入れて補完するはずが、できてないとこがあった。伊周と三の君の話なんですが、矢を射てからの語り。矢を射たことが大変問題になって、伊周は大宰府へ流されてしまう。そして道長が関白になり、権力をほしいままにしました、と言う内容なんですが、

ちっがーーーうでしょーー!!
そーゆうことじゃないでしょーー!!


道長が権力を得たとかどうでもいいんです。何でそこで道長の話なんだよ。三の君と伊周がどうなったんかが重要なんじゃないですかーー!(そういえば、一日目ここで小南陵さんが和歌を間違ったんだ。それまでの手際の悪さに加えてそれだったから、すごく機嫌悪くなった覚えがある(汗))
伊周は大宰府行きということは分かったが、三の君はどうなったんだ。花山法皇と結婚させられたのか?とか、そっちのほうが気になるわけですよ。いやまあ人によると思いますが。しかし振ったネタはちゃんと回収してほしい。幕の閉まるスピードの遅さとの相乗効果で、なんかすごい「投げっぱなしかよ!(´`;)」感いっぱい(汗)恋し君を想うても打ち砕かれてゆくわけだからな・・・。伊周と三の君が終われば終わりってことなのかしら。(でも後で伊周は大宰府から帰ってくるので、流されました、だけでは終わりにならんと思うのですが・・・。)


花山法皇@緋波さんは、藤を「紫雲たなびくがごとく」というような、なかなかおしゃれさんというか、風情があるというか、良い方に見えるのですが、(ネーミングセンスは桓武天皇並みですが。花の山だから花山と名づけようってここの人はこんなんばっかりか(汗))三の君が言うには「言ってもお聞き入れにならない」そうです。しきりに「早く逃げましょう」「早くあなたの馬を」といってます。てか、三の君は性格までわかってるぽいのに、花山法皇は妻の妹のことを全く知らないの?そこもなんか納得いかない点。

えーさて、伊周の投矢ですが、栄花物語によると、伊周が矢を射たのは、花山法皇が三の君の元に通ってると思ったかららしいです。本当は、法皇は三の君の妹、四の君の元に通ってたのですが、四の君は三の君に比べてやや魅力に劣るところがあったため、まさか相手が四の君だとは思わず、三の君のところへ通ってるんだと邪推したそうです。な、なんかコレだけ聞くと悪いの伊周じゃん(汗)(しかもなんか失礼だ!(汗))
また別の話では、伊周のもとに使いがやってきて、あやしい人物が三の君に会わせろと言っているといわれ、矢を射掛けたところ、それは四の君に会いに来ていた花山法皇だった、というのもありました。まあどっちにしろ、花山法皇の相手は四の君ってことですか。たしか、大鏡にも投矢の話は載ってるはずなので、後で読んでみようと思います。



※さて誰の後姿でしょう〜♪白拍子の衣装ってかっこいいと思う今日この頃。


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