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2005/02/20(日)
結局楽しかったということ
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この公演で好きな歌。
★オープニング「♪グラスの中に、dream」
ホフマ〜ンって言うコーラスが良いです。上品な昔のヨーロッパ。歌詞に3人の女性の名前が入ってる。
ビア=オリンピア ワイン=ジュリエッタ シャンパン=アントニア
しかしこの組み合わせはどうでしょう?イマイチあってない気が(^^; (一番そうか?って思うのはオリンピア=ビール。「泡のように舞う」・・・うーん・・合ってないこともないか。)
★「♪おりんぴあ〜〜。私の作った人形〜〜」
「踊りも歌も得意さ」ってのがなんかえっちい(爆) 妖しげなイントロとか、最後名指しで「ほふまぁ〜〜ん」っていうのが好きです。「恋に〜溺れ〜狂え〜」って。何でそんなにホフマンさんに構うんだこの人(笑)
★「♪なっやっみごっとは、おっまっかっせ♪」
いやいやいや!任せられないから!!(゜゜;) 不安げなBGMかと思いきや、実はイントロで、その不意に歌いだす感じが好きです。「怖い夢を見ているようだわ」「信じないわあなたのこと」というアントニアとの掛け合いが、ミュージカルって感じ。薬を飲ませたあと段々盛り上がって、「歌うの〜だ〜」に、牧名さんの「ああ〜〜〜♪」のコーラスが重なるのが好きだ。
●この作品、何が良いって雰囲気がいいです。品がある。美しい。 やっぱり回数のマジックってのはあるもので、フツーは観れば見るほどマイナスに行くことなどないのだと思いました。いつまでも双璧を引き合いに出して申し訳ないですが。 何回か見てるうちに私も楽しくなったんです。まあ一方で、良くこれを5回とも見たなあ。お疲れ。という気もするんですが。ダンディと違って、明らか不満、ということがなかったからかな。特にものすごく突出して、すげー!感動だあー!ってこともないんですが。(ダンディはちゃんとありました<良いところ。振幅が大きいんだな。どっちが良いかは好き好きですが)(あ、でも、今日の二回目の、アントニアを失った後のホフマンさんが、笑いながら泣いているようで、ちょっときました。もう一度歌を!ってさー歌うんだよーくるよー)
●この公演の大貴さんはとても魅力的だった。大貴さんにあってたんだと思う。例えばこれを桐生さんがやったらどうか。多分ここまであってなかっただろう。大貴誠を魅力的に魅せる力がこの芝居にはあって、それがきちんと機能していた。ただいっぱい出番があるから、歌うから、コスプレするから、で自動的に加算される魅力だけでなく(それももちろんあるが)、そこに大貴さん自身が何かをプラスしたような、・・・・うーん、よく分かりませんが、まあこれは大ちゃんだからいけたんやろなあ、ということです。だってほら、開演の挨拶にしても、先月の桐生さんと違うんだもん。ちょっと嬉しそうに、優しく、余裕なのか幼いのかスターなのかという、でも心地よい言い方で。桐生さんの挨拶ももちろん好きなんだけど。
●今日のコッペリウス。サングラスを3種用意してました。そうか、髪形でなくてそう来るか。大楽で、「あなたは科学が勉強したいと」(←今関係ないがこの言い方違和感がある。科学を勉強したい、じゃないのか)のところで、体をばっ!と動かした瞬間、すぱーんとかつらが飛んでしまい場内爆笑でした。え・・・わざとなのか?それともホントに飛ばしちゃったの;??
●牧名さんのジュリエッタ。三役中、最も不満の多いと思われる役ですが、なんでかなあ。しゃべり方かなあ。踊ってるうちはそうでもないんですが、そんなに悲しい顔をしないで・・・と言い出すとあまり色っぽくないんですよね。もし櫻子ちゃんならきっともっと、悪くエロくやるんじゃないかなあ。
とはいえ、今日の一回目はその美しさについ見入ってしまいました。目を伏せた表情が一瞬すごく色っぽかったし。こりゃ眼差しも胸に刺さるわ・・・。
●最後の最後ではやられました。 恒例の、「牧名さんがお着替え部屋から出てきて、何かネタをやる」
大楽では、コッペリウスのかつらを、台の頭にのせて持ってきてたのですが、なんと牧名さん、それをすぱーんと床に投げ飛ばしてみせたのでした。
・・・すげー!いい度胸だ!!てゆーか、
ことり、グッジョブ!!(笑顔で)
まさか牧名さんに あ ん な に 笑 わ さ れ る と は ・・・・・!!!もう何か涙出るくらい笑ったよ!しばらく止まりませんでした。大貴さんが他の話に移ってるのに笑ってたりして、舞台上のお二人からしてみれば、いつまで笑ってんだ、つか受けすぎってかんじだったかもしれません(汗)
●入谷さんから、ホフマン物語について色々解説をいただきました。元ネタ知ってないとホント説明足らないなこの話!私ももう少し調べてみよう。
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