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2005/12/03(土) わが歌ブギウギ3日目
三日目。
相変わらずもやもやぐるぐるが消えませんが、その理由が見えてきました。

芝居自体はちゃんとしたものだし、真琴さんは笠置さんの役を熱演してるし、他の役者さんも同様で、OSKの劇団員さんはもちろんのことで、一般的に好評なのは分かる。しかし誰を見に来たかによって脚本から受ける印象が変わるのです。

そして、OSKを見に来た客にとって、この脚本は辛い。心象が悪い。OSKファンでもそう思わない方もいらっしゃるとは思いますので、私限定でもいいけど、とにかく、OSKを見に来た私にとって、あまり快いものではないようです。

まず、一つは、初日のときにも書いた「松竹は二番手」の辺り。
初回見たときは「あーあ・・そんなん言っちゃって・・」くらいだったのが、日を追うごとにホントに嫌いになってきまして;今日はそうでもなかったけど、二日目は見ててホントに悔しくて辛かったです。お客さんがまたそれで笑うんだよな。もちろんそのためのやり取りで、私がそれを笑わせる目的以上に重く取り過ぎてるだけなんだけど、ホントここは嫌い・・。
このやり取りの前に、それまで稽古場にいた劇団員さんたちはみんなはけてしまうので、この時はその場にいないんだけど、ホントにそれは救いだと思います。そんなことを言われてる場にどんな顔していろというのか。劇団員さん自身の心象が分かるはずもないので、本人達にしてみれば別に?なのかもですけど、いや、でも私が気になるんだ;

そして、これは一部の全般にわたって感じることだけど、歌劇が軽く見られている印象を受けること。
甘っちょろいレビューより、大人向けのジャズ、ショービジネス。笠置さんの歌は歌劇ではもったいないみたいな見方。帝劇の男性出演者の会話。(歌劇出身とは思えないすばらしい子みたいに笠置さんを誉め、それに比べて男装の麗人は・・というところ)ユリーさんが、お客が求めているのは歌劇の男役じゃないと悲しそうに言うところ。
何か、すごく歌劇が取るに足らない矮小でつまらないものかのようで、これもやだなぁ・・と思います。そういうことを現役及び元歌劇の人たちがいる舞台で言わせるってどうなの・・。

・・・まあそんなことを思っていたのですが、この芝居で、ユリーさんの「それに比べて男装の麗人は・・」の辺りとかがあるけど、OSKは外では通用しないと思われないよう、私達はがんばろう!って桜花さんが話したそうです。

お、桜花さん・・・!!!(T^T)

その話聞いたときなんかもうすごく嬉しくて劇団員さんたちが誇らしく思えて、ちょっと救われた気がした。


今日の二回目は、道頓堀の街中へ行くとき、真琴さんがなかなか出てこないなと思ったら、花道でちょっと時間かかってたみたいでした。帽子落としたの?私は上からだったので、花道の様子は見えなかったんですが。その後の草刈さんのうわっ・・;じゃ、じゃあ段取りどおりに戻すからね!の心持ちな「・・道頓堀ジャズだよ!」がなんか面白かったです(^^;お客さんも複数回見てるだろうから、そこで拍手が出てた(笑)

太陽君は芝居が特別上手いわけではないんですが、なんか可愛いです。
やっぱり「春風になってしーちゃんのところへ飛んでいきますからね」の辺りが好きだなあ。「もうすぐですよ、待っててください」ってすごく優しそうに言うんだよな。個人的には、春風と言う言葉がやはりムサシ隊員と重なると言うか。なあ。いいなあ。(何の話ですか
こんな風に話していたのに、英介さんは亡くなってしまうんですね・・。

中澤裕子さんのふーちゃんは今日も可愛かったです。ホントに声可愛いよー。登場時とかせいぜい15,6の少女に見えるんですが、おいくつなのか・・と思って調べてみたら、・・・さんじゅうすぎてんのか・・・!!嘘だろΣ(゜゜;)ぐれさんにばちーん!とビンタして、「あたしがあたしの気持ちをあたしの言葉で言ってんのよ!」って言うところが一生懸命なふーちゃんの感じが出てて良いです。今日は「私泣かない、怒らない」の辺りの台詞がたどたどしかったけど、それがまたリアルでよかった。


今しか見れない期間限定だと思えば、まあいいか。めったにない機会ではありますし、劇団員さんにとっても何か得るものはあるだろう。共演者の皆さんは優しいそうだし、真琴さんもよくしてくれてるというし。千秋楽までがんばって欲しいです。


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