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2005/12/11(日) わが歌ブギウギ千秋楽
ブギウギ千秋楽。世界館はどうだったのかな。きっと楽しかったことでしょう。今回世界館は例外的に観劇回数が少なく、通常なら考えられないことですが、まあ非常時だからな。私は二回松竹座でした。でもこれでいい。

●OSK以外の役者さんでは、太陽君と中澤裕子さんがよかった。裕子さんがあんなに可愛らしくて心のこもった芝居のできる人だとは知らなかった。初日初回から絶賛でした。何度も書いてますが、ホントにふーちゃんは可愛いです。ぐれさんに自分の思いをぶつける酒場の場面では、アイラインが涙で流れるほどの熱演で、あの場面は毎回見るたびにぐっと来ました。ぐれさん絡みの酒場二場面は、正直私には長くてちょっと退屈なんですが、後半はふーちゃん出てくるし・・ま・・いいか。
太陽君はとにかく優しくあたたかい英介さんを好演していたのでそれで。病院着の一人語りが楽しみでした。「しーちゃんっ!・・あれ?いない・・」ってやって、いったん外に出て「きたっ!来たっ!どーしよどーしよっ?」と言いながらなんでもない振りをして椅子に座るのも可愛かった。「そして・・・愛した」はしばらく物まねできそうです。誰かしてください(笑)


●私は、笠置シズ子さんも真琴つばささんもよく存知上げないので、「真琴さんの笠置さん」はああいうものとして全く違和感はありませんでした。ああいう人なんだろうね、と。どこまでが真琴さんのキャラによるものでどこまでが笠置さんのキャラに近づけようとしたものかは私には分かりませんので。
ラストシーンは、初日初回を見たときは、「後味悪ぅぅーーー!!い、今すぐショーに行こうショーに!!」と思ったものですが、(この辺歌劇の客の考え方かもしれない)(あれでどうやって元気になればいいのかと思った)そして今も暗いラストだなーと思ってますが、何回か見てるうちに笠置さんの心境を考えるとああいう感じなのかと思うに至りました。この時の真琴さん、辛さを押し殺して泣きそうになりながらでも口調は淡々としゃべるんですよね。英介さんとの結婚がかかってるときでさえ捨てられなかった歌を、やめなければいけなかったのだからなあ。やめたくなかっただろうな。(でもやっぱり、楽しい回想シーンとか、もうちょっと希望を持たせるおわりかたがいいとおもうの!服部先生の「君が歌をやめてもブギウギが歌い継がれる限り、歌手・笠置シズ子は生きている。いい歌手と言うのはそういうものだ」がそれなのかもしれませんが、やっぱ暗い。それに追い討ちをかけるように「笠置シズ子はその後決して歌うことはなかった」のナレーション&楽譜を火にくべる笠置さんだしなあ・・)


●今日はカーテンコールで真琴さんが一言。

「松竹座のお客さんみんなええ人やぁ〜v!」

受け入れがたい箇所も何も色々ある芝居でしたが、そういわれると嬉しい。言ってくれる真琴さんもいい人だ。大楽では何回だったかな・・・4回くらいカーテンが開いたかな(笑)太陽君が真琴さんを姫抱っこして見せたのもあって、お客さんもいっぱい拍手して、にぎやかな千秋楽でした。スタンディングはちょっとびっくりしましたけど、まあ大楽のお祭り的気分ならありかしら。明るく陽気な東京ブギウギにのせて、やっぱり楽しく締めくくれたらそれがいいものな。出演者の皆さん、11日間お疲れ様でした!


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