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2005/10/17(月) あした月の上で
※まだ各サイトの感想は読んでません。被ってる箇所、私が読み取りエラーしてるだけな箇所あると思いますが、その辺はご容赦を;

月光少年。先に東京で見た方々から軽く聞いていた感想からして、期待はしていませんでした。何しろ、

「アメイジングと比べてどっちがマシか」

と言う話だそうで、比べる対象がアメイジングかよ(あれは死ぬほど面白くなかった)で、その中でも、アメイジングよりはマシ派と、アメイジングの方がまだいい派に分かれてまして、アレより悪い可能性もあるんですかぁあー!!と、大層危惧していたのですが、一幕が終わった時点の感想は「そこまで悪い作品とは思えない」でした。
二幕が終わったときは、「しょーもない話だったなー^^;」になってましたが、それにしたってアメイジングより悪いってことはないだろう。まあ二回見ろと言われるとキツイが、アメイジングを複数回見ろと言われるよりはずっとマシです。というわけで、私の感想としては「月光少年の方がアメイジングよりは遥かにマシ」ということになりました。


だって話あるもの!!なんか、え?それ誰向けなんですか?なんか微妙にファミリーミュージカルですか?という感じで、物語にしたって、穴は大きいしキャラはアレな人ばっかりだしなんでそれはそうなるの?と言うことが多いんですが、アメイジングのようにひたすら訳わかんないものを延々見せられることはないからです。


まあしかしアメイジングと比べて、と言う話なので、「よくできている」ことは全くないのです。二幕の途中からはもうイチイチツッコミモードに入ってましたし。大体、主人公のキャラクターが壊滅的に魅力ないのが致命的。何かすごく情緒不安定で危ない人に見える。脚本のせいなのか、嘉島さんの芝居のせいなのか、それとも両方か。例えば「僕は行く」と言う台詞を、何かすごくイッちゃった人みたいにいう感じがあるじゃないですか(分かりますか)あんなヤバそうなやつに、純草も「何て凛々しい方」ってそれはないだろう。あとから考えて、もうなんですかこの時点で「私が言葉の意味を変えてしまえばいい」なんでしょうか(笑汗)とか思いました。
とにかく、月雄の役は嘉島さんには気の毒でした。あの人にはもっと他に活躍できる場があるはずだ。ショーの扇はすごかったので、もっとその技術を生かす演出なりショーなりにすればよかったと思います。何で月雄役なんか当てたんだ。もともと和物の人らしいので、今回は新ジャンルに挑戦だったのかもしれないです。しかし上手く行ってたら新境地を開いたとも言えるでしょうが、あれは上手くいったとはいえないだろうなあ。


パパは、シャドウレディ(コレ↓)みたいな髪形をしてましたが
http://quanji.zsnet.com/anima/shadoww01.jpg
よく通る声で迫力がありました。
しかしパパとお兄ちゃんはもっと人の話を聞こう!そしてばあやは大事なことはさっさと言おう!!大体ばあやが「母上をさらった敵はあなた方の父上なのです」とさっさと言わないから困ったことになるんです。ダメだよ!そういうことは早めに言っとかないと!ただでさえお兄ちゃん人の話聞かないんだから!!小さい頃から育ててきたんだからそれくらい分かろうよ!!
おかげで、ママが何か説明しようとしてるのに「月鬼ィィーー!!」
パパの方はパパの方で「もうよいのだ」と、なんか覚・悟・完・了な感じ。あんたらホントに親子だわ。
そして、戦いの中、ムーンライト3人衆の放った矢でお兄ちゃんが討たれてしまうのですが、

矢、でけえぇぇぇーーーーー!!!Σ(゜゜;)


多分、お兄ちゃんの脇からびんっと出てきて刺さったように見せたのだと思うのですが、これはつい笑ってしまったです(^^;
パパもムーンライト三人衆に対し「何故討ったぁあぁーー!!」って、いや、だってお仕事ですから!!アンタは人の話も聞かないが説明もしないのか。お兄ちゃんの遺体は、男の人たちが複数で高く掲げて運んでいったんですが、それを見て、なんか「あ、ああ・・・アルルの女・・(2004年春のおどり)」と思いましたです(^^;


この世界の法則が観客によく分からなかったのも、難点だったと思います。お兄ちゃんは矢に討たれたけど、あとで「こっちの世界にくることになった」といっている。死んだわけではないのか?それとも月に来る=死ぬことなのか?あと、「地球の娘に恋をした月光族は、娘の血を飲まないと一年で死ぬ」ですが、血を吸われた娘は、お母さんの例でいくと、気狂いになってしまうようですが、純草の場合は記憶を失ってます。どっちなんだよ。つーか月雄まで記憶失ってますし・・。
この、血を吸う吸わないで、月雄が純草にそれはできないと言ってるときは、私はとりあえず吸っとけと思いました。なんか熱い涙を触れさせたらおっけーらしいよ(爆)!!

ラストに関しては、「記憶を失ったところで月雄と純草が兄弟であることには変わりないので何の解決にもなってないんじゃないか」と、終演後話してて、そういえばそうだと思ったんですが、いや、でも純草は実のお兄ちゃんとフツーにらぶらぶしてた人ですので、そんなことは問題ないと思われます。むしろ親が半分違うので障害も半分になったくらいの勢いです。

お兄ちゃんは、危ないシスコンの人でしたが(お前より可愛い女などいない!)、殺陣はすごかったです。あれはOSKにはないものだなー。活劇と言うだけあって、アクションシーンは目が覚めました。棒を使った体術みたいのもすごかった。あれのおかげで、お兄ちゃんはまだマシだった・・かな(汗)


ところで、若木さんの役名は、十二番目のお妃だから「十二夜」なのに、それで行くとなんで高世さんの役名は「十三夜」なんでしょうか(大汗)(高世さんは男役で出ている)えっそれってその・・・。そりゃ十二夜と十三夜も付き合ってることを隠すよな(爆

(続きます)

※その日の野外の桐生さん。やはりお兄ちゃんはこういう人であってほしい(をい


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