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2004/10/06(水) 晴明@武生
今回の武生公演の、和物のメインとなる、安倍晴明。
話の流れは、だいたい晴明神社と闇の双璧の共用部分を踏襲している。

晴明少年と葛の葉の別れ→高世晴明と再会しかし再び別れ→木乃香姫登場→道満との対決に倒れる→こーん(ママの声)→晴明様力を得て逆転。大体こんな流れ。

まず、紅葉の精(?)が舞う中、晴明少年が登場。ちなみにやっているのはこころちゃんです。牧名さんの晴明少年も可愛かったけど、こころちゃんもいいー!
初回見たとき、あまりの可愛さに目が釘付けだった。平松さんの枝から紅葉を一枚とって、嬉しそうに眺めたり、ふっと吹いてみたり。葉っぱを指先に持って、ニコニコしてる。うあー;可愛いーー
(紅葉たちの間に、入って遊ぶんですが、晴明少年が割って入るとき、ふわっと押される琴野さんの表情が大人っぽくていい。)

お母さん(葛の葉)(=北原さん)が、他の狐たちと現れると、ぱっと駆け寄っていって、そこでまた嬉しそうに二人で遊ぶ。紅葉を髪に挿してあげたりして。葛の葉はやはり若木さんのイメージが強いけど、北原さんの葛の葉も良かった。優しく美しいお母さん。いや、若木さんも優しそうなんだけどさ。なんかよりお母さんらしく、且つ儚げな感じがした。
秋のおどりの、すっぽんで上がってくるところ。あのときのような、消え入りそうな美しさが、北原葛の葉の場合はプラスされる。

で、晴明少年が水たまり?川?に、紅葉を挿してもらった姿を映して見てるんだけど、いつの間にかお母さんの姿が消えてしまう。
泣きそうな顔で探すんだけど、転んじゃったりして(その様子を、葛の葉が心配そうに見て、傍に行こうとするんですが、上手の方で他の狐に止められている)、で、立ち上がってぐしぐしっと涙を拭く。この辺は、見るたびにちょっときます。
最後の「母上ーー!」の叫びも。
(このとき↑のこころちゃんの声、すごい可愛い。ニューヨークの秋の「この場所がすきなんだね」も可愛かったけど、今回はその更に上を行く可愛さだったな。)


そして、紅葉の精に隠れて、入れ替わりに、成長した高世晴明が登場。葛の葉と、「狐の化身である母を恨んでいるか?」みたいなやりとりがあって、(そこで入るのが、私の大事な大事なあきよではなく、「大切な大切な母上です」である。)葛の葉が首飾りを晴明様にあげて、「命ある限り、お前を守ろうぞ」と、去っていく。
この場面、私の好きな「相合橋夢物語」の音楽がかかってるんです。あと、北原さんが、高世晴明の顔を撫でるような仕草があるんだけど、それがちゃんと狐の手になってて、とても優しい撫で方で、いいなーと思った。


そして木乃香姫登場。二人&女式神たちが一通り踊り、しかし、雷が鳴って、それが中断。式神たちも消えてしまう。(あれ?相合橋がかかってたのはここでしたっけ?どっちだったかな・・)
「また満月の夜に会おう、姫。」「はい、満月の夜に、必ず。晴明様!」

ところで、木乃香姫は何者なんでしょうか。双璧及び晴明神社を見た人なら、フツーに木乃香ちゃんが朧月と思うと思うんですが。でも晴明様は姫って呼んでるし、やっぱ人間なのか。(しかし人間なら好きなときに会ったらええんちゃうんーと思う。満月の夜でなくてもさ)
千年祭で、司会のおじさんが「夕凪姫」と言ってたので、式神も姫なのかとか考えたんですが。(ただこれはおじさんがよく分かってないことも考えられる)

そしてそしてっ!来ましたよー!
ふすま(ではないか。障子?)の向こうに映る炎と、黒いマントの影。
「晴明、決着がつくまで戦うのが、この道満と言う男だ!」


この方でーす。今回道満様のブロマイドは結構たくさんある。しかしもっと舞台写真も売って欲しいなー


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