|
2004/10/05(火)
武生4日目
|
|
|
武生に行ってきました。いや一昨日連泊で行ったところじゃないかって、そりゃそうなんですけど。本当は水曜のはずで、桐生さんにも明々後日行きますーとか言ってたんですが、よく考えると次の休みは明後日(今日)だったのでした。(あるある)
で、華崎さんに教えてもらった3000円乗り放題の切符を持って、始発で出かけた・・ん、ですがっっ!! 朝から雨が降ってたせいか、電車が検索の時刻どおりに来ず、接続がダメダメ。急遽近鉄に乗り換えて京都へ先回りし、何とか遅れを取り戻すも、敦賀でアナウンスが。
「武生で起きた地震のため、電車の到着が相当に遅れております」
おいおいおい(゜゜;)
情報が入り次第お知らせします・・・って!それじゃ開演に間に合わないじゃないか。 いや、そもそも公演はあるのか。劇団員さんたちは無事なのか。
なんかもう朝からあんまり不遇が重なるもので泣きそうになったが(汗)、ぐるぐる考えた結果、もう普通電車はあきらめて、追加を払ってでも特急で行くことにした。この中で一番早く着くのはどれですか?と駅員さんに尋ねて、そばに留まってたしらさぎの券を買いに外へ出ると(中ではクレジットカードが使えないから。時間ありますから〜と駅員さんも言った)、「しらさぎ発車します」のアナウンス。ちょっと待てー!(゜゜;)券を買っちゃったものは仕方ないから、次のしらさぎを待ち、それに乗るも、車掌さんは券をチェックに来ない。これならさっきのだって乗れたんじゃないのかちくしょー。 車内のアナウンスも、流れるたびに到着時刻が伸びていく。気持ちもどんどん焦っていって、「最前でなくてもいいから」から「一回目に間に合えばいいから」更には「ああもう最悪マリアに間に合えばいいからー!」となる。 結局、何十分も遅れて武生に到着し、それが10時20分くらい。タクシーで行こうと思ってたら、ちょっと事情がありそれもできず、結局会場まで走ることに。私は長距離は苦手なんだってー(いえ、短距離もですが・・) 息は切れるし足は痛いし、しかしなんとか劇場に入って席に着き、オープニングで桐生さん達晴明組が袖に引っ込むのに間に合いました。
ところで、劇場の様子はと言うと、雨&地震&平日のトリプルパンチでお客さんの入りは激少。サブセンター最前が余裕で空いてる;両サイドに人がいない。そんな状態でした。 しかし、お客さんがいなかろうが、追加料金を払おうが、今日のステージは見にきてよかった。音響が格段に良くなってたんですよ。多少ぶぅぅ・・んと響くときもあるけど、高世さんも北原さんも歌声がばーーん!と出てた。水無月さんの歌声も綺麗に響いてたし、なんかもう、劇団員さんが皆きらきらして見えた。 そして、桐生さんが、洋舞のオープニング、木乃香ちゃんと組んで青い衣装で踊ってるとき、にこっと微笑むのを見て、これのためなら、多少の追加料金くらい惜しくない、という気分になりました。何か今朝からのアクシデントが全部帳消しになるくらい、すごく見てて幸せだと思えたステージだった。
二回目のMCで、ラインダンスを知らない。見るのも今回が全く初めてと言うお客さんがいたのだが、二回目が終わったあと、そのお客さんが、面白かった、楽しかった!と言ってたのを聞いた。スパニッシュのときとか、高世北原周りの劇団員さんの綺麗さに、感嘆した様子でどこ見たらいいのか〜と言ってたし。でしょでしょっ?いいでしょうOSKのショーは! 終わったあと、なんかぽーっっとなってしまった。お酒でも飲んだみたいにドキドキして体が熱かった。今日現地で会ったりんごさんが、嬉しそうに「酔っちゃいますよね」と言ってて、ああ、そういうことなのかなと思った。
初日に色々難点は挙げたが、私はこの公演が好きだと、強く認識した日でした。帰りの電車で、ステージのことを思い出して、なんか涙が出た。ぞくぞくするほどかっこいいマリア。軽やかなザッツエンターテインメント。たたみかけるような黒燕尾&紫ドレスのダンス。(←今日は、二回目、男役さんがくるっとふわっと娘役さんを一回転させるところで拍手が出た)もう絶対いっぱい見に行く! もっともっとたくさんの人に見て欲しいなあ。
※またまた道満様の写真。私はこれ結構気に入ってるんですが・・・何か悪そうで尊大な感じでさー
|
|
|
|