|
2006/03/30(木)
ぶたぶた日記 光文社文庫
|
|
|
光文社に知人を持つ会社の同僚に「小説読まないから…」って言うから貰ってきた。と大量の文庫本を持って帰って来た相棒。 自分も読まなきゃいけない借り物が沢山有るから先に読んでくれとこっちに回ってきた20冊↓の中の一冊。
ぶたぶた日記 光文社文庫 矢崎 存美 (著)
【内容】データベースより ぶたのぬいぐるみが生命を持ったら!?見かけはかわいいぬいぐるみだが、中身は知恵も分別も人一倍ある中年男・山崎ぶたぶた。義母(?)の代理でカルチャースクールのエッセイ講座に通うことになったぶたぶたが、仲間の生徒たちの人生に温かな波紋を広げてゆく…。くすっと笑えて、静かな感動が残る―ご存じ超人気シリーズ新作、書下ろし。
正直かなり面白かった。 一見バレーボール大サイズのブタのぬいぐるみ。つぶらなビーズの黒目と桃色の布製の肌とふにふにの手(ひづめ?) なのに中身は中年男で声は渋い。 性格は紳士で懐深く、優しくおっとりとしている。 家族は娘二人に妻と義母。 好物はビールに焼とん。
設定だけでもかなりツボなのだが、この山崎ぶたぶたを取り巻くカルチャースクールの面々もかなり個性派揃いでつい夢中になって1時間半ほどで読み切ってしまった。実際字数は少なく児童書といっても良いくらい文体も易しいです。 本当にくすりと笑えて、ちょっと感動。シリーズモノらしいので是非違う山崎ぶたぶたも見てみたい〜。
|
|
|
|